採用活動、している”つもり”になっていませんか?
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いつもお世話になっております。
船井総合研究所の吉田でございます。
メールマガジンをご開封いただき誠にありがとうございます。
昨今、クリニック経営において多くの先生方が直面されている問題として「スタッフ採用」が挙げられます。
実際に、下記のお悩みを抱えていらっしゃる先生方も多いのではないでしょうか?
・スタッフを採用したいが、求めている人材からの応募がなかなか獲得できない…
・採用が難しくなっているのはわかっているが、何をしたらいいのかがわからない…
・求人の応募数が年々減っている…
近年、採用市場は少子高齢化により労働人口が減少し、医院間の競争が激化しています。人材不足によって採用難に陥っているクリニック様も多いのではないでしょうか?
そこで、本コラムでは地域トップクラスの内科医院が行っている「採用活動」を紹介いたします!
“選ばれるクリニック”になるための差別化要素とは?
そもそも採用活動において、何をもって「良い」と判断できるでしょうか?
単純に応募を獲得するだけでは、良い採用活動ができているとは言い難いでしょう。
クリニックにおいて「良い」採用活動とは、”求めている人材からの応募が獲得できていること”といえます。
では実際に、求めている人材からの応募を獲得するためには何をすればよいのでしょうか?
採用活動におけるポイントは大きく下記の2つです。
①クリニックを知ってもらう
・採用施策の実施
施策例)
・求人媒体への掲載
・紹介会社の活用
・求人広告出稿
・採用ページ、採用サイトの作成
②選ばれるクリニックになる
・ペルソナの設定および自院の強み・他院との差別化要素の明確化
※ペルソナとは「性別や年齢層だけでなく、生い立ちや学歴、職歴、年収、ライフスタイル、家族構成、趣味嗜好、特技、価値観など、あらゆる属性を検討していきます。実際にそのような人がいるとイメージできるような具体的な人物像」を意味します
多くのクリニックの場合、各種求人媒体に掲載していたりと①についての施策は取り組んでいるかと思います。
一方で、””選ばれるクリニック””になるために「他院との差別化要素の明確化」ができているクリニックは少ないです。
競合環境が激化している採用市場において、ただ募集条件を作成し求人媒体に掲載するだけでは競合クリニックとの競争に勝てなくなってきております。
そのため、他院との差別化を明確化することは競合クリニックとの競争に勝ち、自院を選んでもらうためには必要不可欠なこととなります。
そのうえで、他院との差別化においては下記の要素が挙げられます。
・給与
年収や手当よりも『月給』に関心が強い
・働き方
『帰宅時間(家庭との相性)』や『土日勤務・休日数』に関心が強い
・キャリア
『資格取得』や『業務の幅の広さ』に関心が強い
・コミュニティ
『雰囲気』や『指導方法』に関心が強い
・ミッション
『経営理念』や『やりがい』に関心が強い
上記の差別化要素を意識したうえで、競合となる近隣のクリニックの募集条件を把握し、どの項目なら他院と差別化できるかを検討していくことが非常に重要となります。
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