地域一番クリニックの先へ、より医業収入UPを目指すためには?

2024年01月29日 (月)

科目:
眼科
コラムテーマ:
経営計画/経営管理

いつもめでぃまが!をお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の久保田でございます。

本日は「地域一番クリニックの先へ、より医業収入UPを目指すためには?」というテーマでお送りいたします。

クリニックが成長していく中で、どこかで必ず頭打ちになる時期があります。

例えば、1診で、患者数120名/日以上、それに応じた白内障手術件数を実施されている先生の中には、
「患者数も白内障手術件数も、もうパンパン・・・」
と感じておられる方も多いのでは無いでしょうか?

より成長を望まれる先生にとっては、もどかしい瞬間とも言えます。

できれば頭打ちになる前から、そうなることを想定して、次なる成長の準備をしておくことが望ましいです。

本日は、このような状況下で、より一歩突き抜けてクリニックの成長・業績アップを目指すポイントを解説いたします。

クリニックのキャパシティを拡げる

シンプルですが、地域の患者需要がまだある場合は、まずクリニックで受け入れるキャパシティを拡げることが重要です。

具体的には、ドクターを採用し複数診療体制にするということです。
もしスペース的な制約がある場合は、移転や増床も視野に入れながら考えると良いです。

診療圏を拡げる

キャパシティに余力があり、メインの診療圏の患者需要があまり多くない場合は、患者さんの来院エリアを拡げることが必要となります。
そのエリアから来院いただけそうかどうかの見極めのうえ、比較的交通量の多い場所に交通広告を出す、またWeb広告の出稿エリアを広げることも有用です。

白内障手術および多焦点眼内レンズの件数を増やす

3つ目は、患者数ではなく単価に着目した話になりますが、白内障手術件数を伸ばす(そのうち多焦点眼内レンズの件数を増やす)ことで業績アップに繋がります。

白内障手術件数を増やすにあたっては、”白内障手術に力を入れている眼科である”というブランディングや、WEB・アナログの広告媒体の活用が必要となります。

さらに、手術枠の確保や、白内障初診患者さんの誘導方法など院内で検討することも様々あります。

また、多焦点眼内レンズの件数を伸ばすことができればより業績が上がります。多焦点眼内レンズを選択いただくためには丁寧な説明とフォローがポイントになります。

もっと詳しく知りたい!!!

という方のために、白内障手術及び自費レンズの導入を全国でもトップレベルで行っている先生のお話を聞くことができる機会をご用意しました。

”ほぼ1診”でも”医業収入5億円”を達成した眼科クリニックの事例を学べるセミナー

本コラムで触れましたような、より上を目指す先生方に向けて、成功事例とともに徹底解説をするセミナーとなっております。

ゲストクリニックの具体的取り組みをお聞きいただき、自院の参考にしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いたコンサルタント

久保田 駿

プロフィール詳細

首都大学東京(現・東京都立大学)を卒業後、新卒で船井総合研究所に入社。入社後は、土地活用事業、人材紹介サービス事業でのコンサルティングに携わり、現在は医療業界において眼科クリニックを専門としてコンサルティング活動に従事している。
地域の患者様に選ばれるクリニックづくりのために、外来患者の集患や患者満足度を下げずにより多くの患者様を診療を可能にする診療効率化の支援を実施。
特にHPを中心とした集患体制の構築と、院長だけでなく、現場スタッフの意見や患者様から声を鑑みながら、院長・スタッフ・患者様の三方良しを目指した実行サポートを得意としている。
クリニックの業績UPと無理のない診療体制の構築の両面からクリニックの発展に尽力していく。

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