新規開業|建築コストの高騰・工期遅れに注意

2021年10月20日 (水)

科目:
開業
コラムテーマ:
経営計画/経営管理 業界動向 クリニック・医院開業

先生、こんにちは。
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今回のクリニック開業虎の巻は、「建築コストの高騰・工期遅れに注意」と題してお送りしたいと思います。

さて、今、日本では「コストプッシュインフレ」が起ころうとしています。

9月のアメリカの卸売物価指数は前年同月比8.6%上昇。

消費者物価指数は前年同月比5.4%上昇。

アメリカではこのように先行してインフレになってきていますが、日本もこれから少し遅れて似たような傾向になっていくと思います。

日本では緊急事態宣言が終わり、リベンジ消費が始まっていますが、これに加え、これから控えているハロウィン、クリスマス商戦で需要が拡大していくと思われます。

しかし、これから商品の価格が上がるとともに商品の供給が間に合わなくなってくるかもしれません。

その理由は大きくエネルギーとサプライチェーン問題です。

まずエネルギー問題として、

例えば、原油価格をみてみると、昨年10月は1バレル40ドル前後でしたが、今は80ドル前後で約2倍。

さらに積み船運賃のバルチック海運指数が昨年の10月は1,500~2,000前後でしたが、今は5,000前後なので約2.5~3倍程度。

これらのコストがそのまま商品の価格に上乗せされますので、商品の価格がこれから上がると思います。

さらには、サプライチェーンの問題もあります。

日本を含め、欧米諸国はチャイナ依存の国際サプライチェーンを構築していますが、現在、チャイナは大規模な電力不足に陥っており、各地で停電が起こり、工場が十分に稼働していない状況です。

これはカーボンニュートラル、脱炭素施策の一環で、石炭の鉱山閉鎖やオーストラリアからの石炭輸入を止めたことが大きな原因と思われます。

東南アジアの工場もロックダウンで、まだ十分に稼働している状況ではありません。

そのため、商品をつくることができませんので、市場に出回る商品の供給量が抑えられ、商品の価値、価格が上がると思います。

そのようなわけで、これからは需要はあるが、商品製造・輸送のコストが上がり、商品の価格が上がる。

さらに商品の供給量が減り、商品の希少価値が上がるため、さらに商品価格が上がる。

そのようなコストプッシュインフレが起こると思います。

そのため、これから開業を検討されている先生は、今までよりも建築コストが上がることや海外での各種建材の生産、輸入が遅れ、いくら計画しても工期が伸びる可能性があること。

医療機器も半導体不足で生産が遅れていますので、購入しても予定通り納品されない可能性があることを予め想定しておかなければならないと思います。

それでは、また。

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