これは忙しい耳鼻科の院長先生へのメッセージです~院長の”働き方改革”を~
目次
いつも「めでぃまが!」をお読みいただきありがとうございます。
株式会社船井総合研究所の名雪でございます。
繁忙期も終わり、診療報酬改定に対する各種届出も完了し、
耳鼻科の院長先生方は一息つかれているかもしれません。
一方で、繁忙期も終わったがまだまだ患者さんは
(ありがたいことに)
常にお越しいただいていて、忙しい日々を送られている先生も
いらっしゃるかと存じます。
今回は特に後者のような先生へ向けて、
メッセージをお届けできればと思います。
院長先生が忙しいのは悪くない。それは当然のことです!
大前提として、院長先生は忙しいのです。
それは「1人医師・院長の診療所」の持つ特殊性です。
一般の企業は、
・社長(=経営者)がいて
・経理、総務、人事のようなバックオフィス部門があり
・一般社員(=プレイヤー)がいて
・プレイヤーをまとめる管理職がいて
…というような組織であることがほとんどです。
しかし、医科診療所の多くは、
・社長である院長が、医師(=プレイヤー)として働きつつ、
・経理や人事といった事務仕事もしながら
・スタッフのマネジメントもする
…というように、全てを兼ねています。
当然、大変です。
一般企業を想定してみてください。
社長が現場で週5日フルに働いていますでしょうか?
社長が事務処理をしていますでしょうか?
これらを一手に担われている院長先生は、すごいのです。
そして当然忙しいのです。
では、どのようにして形を変えていくのか。
医科診療所の特性上、医師でないと診療は行えません。
であれば結論は当然、医師を採用するとが、シンプルな一つの解になります。
(もちろん、診療効率化をして生産性をアップしたり、
バックオフィスやスタッフマネジメントを移譲していくことも重要です。)
診療を「全て」ではなくとも(院長の診察がゼロにならなくとも)、
週の半日だけでも他の医師に診察を任せたり、
2診体制にして、残業を根本的に減らしていったりと
医師を採用することが、究極の医師(院長)の働き方改革です。
開業されている先生はお話をする中で
「医師を採用するとは考えたこともなかった」
と仰っていただくことも多いです。
しかし、ここで一度、「医師を採用する」という選択肢を見つめてみてはいかがでしょうか。
当然、医師を採用するのはハードルの高いことです。
・そもそもどうやって採用するのか…?
・採用にはどれくらいのコストがかかるのか?
・お給料はどうすればいいのか?
・当院の診療方針に沿って診察をしてくれるか?
・患者さん満足度は落ちないか?
・医院はどのようなレイアウトになるのか?
など、不安な要素はたくさんあります。
だからこそ、この度船井総合研究所では、
1院で耳鼻科常時3診体制、小児科・内科・皮膚科を併せて4診体制を築き、
医師の採用やマネジメントも、常勤・非常勤含め積極的に行われている
安部医院 院長 安部浩一氏をゲストにお招きし、セミナーを実施いたします。
安部医院における経営方針やマネジメント、
特に医師の採用やマネジメントにかかわる内容などを
お話いただきます。
東京会場は6月9日 (日)、大阪会場は6月16日 (日)
両会場ともに安部先生にリアルでご登壇頂きます。
詳細やお申し込みは下部のボタンよりお願いいたします。
日々忙しく、大変な中でも患者さんのためを想い、
診療をされている先生方に、有益な情報をお届けできますと幸いです。
次回の「めでぃまが!」もお楽しみに!
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~院長1人ではもう限界だ・・ 安部医院の選んだ戦略は複数医師体制でした~
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この記事を書いたコンサルタント
名雪希望
東京大学を卒業後、船井総合研究所に新卒入社。現場に徹底的に入り込みながらも、医院経営数値をしっかり把握・分析し、現場の抱える悩みを一つ一つ解消していく。社会保障制度に精通し、時流を読んだ提案を行う中で、特に医院で推進が難しいデジタル化支援に強みを持つ。