2026年診療報酬改定への議論開始
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本コラムでは、眼科クリニック経営に役立つトピックスやヒントをお届けしています。
2026年診療報酬改定への議論開始
2024年度の診療報酬改定からまだ間もない状況ですが、中央社会保険医療協議会(中医協)では、既に2026年度の次期改定に向けた議論が始まっています。
前回の診療報酬改定においては主に短期滞在手術等基本料1の評価見直しによって実質的に減収となったご施設が多かったと存じます。
前回に引き続き今回も施行日が4月1日から変更となり、2026年6月1日に施行となると考えられております。
2025年9月末の時点では依然、改定にむけての課題整理の段階ですが、2025年の骨太の方針にも記載のある下記項目について診療方針にも反映があることが予想されます。
・医療DXの推進
・物価高騰、人件費上昇対応
・地域医療構想に伴う病床削減とかかりつけ医の推進
厳しい保健行政の状況から今回の診療報酬改定も厳しさが見込まれる状況の中、集患だけでなく、効率化・マネジメント・人事・労務と幅広いテーマにおいてクリニックの経営戦略について共に学び、考える場として「クリニック経営研究会」を開催いたします。
将来のクリニック経営に不安、近隣に競合の眼科が開業した、患者数が増えない、WEBからの集患を強化したいが何から手をつければ良いかわからないなど、様々なお悩みをお持ちの先生方に、きっと解決のヒントが見つかるはずです。
全国の試行錯誤しながらも、しっかり経営を考える先生方と一緒に学んでみませんか?
【無料招待】
クリニック経営研究会

【【開催概要】
日程:2025年11月30日 (日)
時間:11:00~16:30
場所:船井総研 東京本社
アクセス:東京駅八重洲南口徒歩1分(東京ミッドタウン八重洲35階)
予約枠の作り方に限らず、日常の眼科診療に関わる全ての情報を集約。全国から会員クリニックが集まり、情報を交換。
さらにゲスト講座では、経営のモデルとなる企業・医院をお招きして、医院経営に役立てることができます。
2025年も最終回の開催となります。
毎回最終回は、来年の方向性を考える上で重要な、眼科クリニックの時流予測講座も開催いたしますので、まだ参加したことのない先生方は、一度ご参加ください。
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この記事を書いたコンサルタント

渡邊 栄
大学卒業後、企業信用調査会社にて5年勤務。その後製薬企業のMR・サプライチェーン部門にて10年以上眼科領域を担当、経営学修士(MBA)修了。
中途で船井総合研究所に入社し、眼科クリニックを専門としたコンサルティング活動に従事。
緑内障・硝子体注射・アレルギー・感染症などの分野に強く、安定したクリニック成長のお手伝いをしている。
クリニックの業績UPと無理のない診療体制構築の両面からクリニックの発展に尽力している。