【皮膚科・美容皮膚科向け】価格設定でおさえるべきポイント3選
平素よりお世話になっております。
船井総合研究所の朝日 伶(あさひ りょう)です。
【こんなお悩みありませんか】
☑価格の決め方がよくわかっていない。。
☑集患したいが、値下げしたくない。。
☑成功医院の価格設定方法を知りたい。。
上記のようなことを感じている先生も多いのではないでしょうか?
実際の所、価格設定の重要性は非常に高く、価格改定一つで売上が3倍に上がった事例もございます。
今回は、そのような先生方に向けて、価格設定の際におさえるべきポイントを3つにまとめました。
①競合料金は、オプション料まで徹底的に確認する
我々が価格設定する際も必ずしている事ですが、一般的な通常メニューの料金に加えて、キャンセル料や剃毛料、診察料、麻酔料などオプションでかかってくる費用も確認してください。特に昨今の競合増加によって、細かい所まで精査して、来院される方が増えている印象です。
②時間生産性をおさえる
施術や院内のキャパシティ、目標売上によって、時間生産性に対するKPIは変わってきますが、一つ目安にしているのが、看護師施術で時間生産性30,000円です。例えば、30分で15,000円の施術をしていれば、30,000円の時間生産性が確保できます。競合料金に合わせて、安く設定を検討しても、時間生産性が確保できていなければ、施術の消化が追いつかないため、売上を伸ばすことは難しくなります。
③価格の根源的分岐点
患者さんの予算と購入金額は異なります。
以下が、予算と購入金額をまとめたものです。
・1万円の予算の人:購入金額8,000円~18,000円
・2万円の予算の人:購入金額18,000円~27,000円
・3万円の予算の人:購入金額27,000円~40,000円
・5万円の予算の人:購入金額40,000円~80,000円
という形です。10万円以上の方も同様に繰り返されます。
つまり、20万円予算で脱毛を考えている方は、180,000円~270,000円までの脱毛商品を購入する可能性があるという事です。
そのため、例えばVIO脱毛5回88,000円(>80,000円)の需要が多いのであれば、「ワキ+ひじ下+ひざ下」を部位を追加したVIO+ワキ+ひじ下+ひざ下5回176,000円(<180,000円)プランを整えることで、カウンセリング時に成約金額を上げていくことが出来ます。
反対に割引キャンペーンの価格を考える際は、一つ下の予算の層を取り込めるような割引率を設定することで一層集患を見込むことが出来ます。
是非とも、改めて自院の価格を見直していただき、業績UPにつなげてくださいませ。
また、上記のような施策を実際に進め、たった1年で年商1億円UPされた成功医院様をゲストにお迎えしたセミナーを開催いたします。
是非とも、ご参加くださいませ。
開業20年目の躍進!美容強化1年で3億円突破事例公開セミナー

同じテーマで記事を探す
この記事を書いたコンサルタント

朝日伶
慶應義塾大学理工学部 卒業。
新卒で船井総合研究所に入社。皮膚科・美容皮膚科専門コンサルタント。集患対策を軸にコンサルティングを展開。集患に留まらず、業務効率化やスタッフマネジメントにも定評がある。短期的な売上UPだけに焦点を当てるのではなく、長期的に価値あるクリニック形成や院長・スタッフ・患者様を幸せに導く事に重きを置いている。