患者さんの待ち時間を短くするためにいますべきこと
目次
いつもお読みいただきありがとうございます。 船井総合研究所の久保田です。
患者さんの待ち時間を短くし、満足度の高い診療をするためのポイント
「患者さんに自院の診療やサービスを満足して帰っていただきたい。そのために、(満足度につながりやすい)待ち時間を無駄に長くしないようにしたい」
眼科クリニックの院長先生のほとんどがこのように考えられていらっしゃるかと思います。
そのため弊社でも、待ち時間の短縮(診療効率化)に関して、多くのクリニックからのご相談をいただいています。
皆様からの相談内容として、
・より多くの患者さんを診察したいが、すでにクリニックのキャパシティが限界
・待ち時間が長く、患者さんからクレームをいただいてしまうことがある
・患者さんの診療時間を短縮することは、満足度の低下につながるのでは?
・予約システムを導入しているが、患者さんが予約した時間より、診療が遅れてしまうことが多い
”患者満足度を下げずに、より多くの患者さんを診療すること”を我々は”診療効率化”と定義していますが、患者数を増やしていきたいと考えるクリニックにとって、突き詰めていくべき眼科クリニック経営の課題であり、大きなテーマの一つです。
では、待ち時間対策はなにからはじめていけばよいのか?
待ち時間対策の解決策の一つには、スタッフ数を増やすことが挙げられますが、スタッフ数を増やせば必ずしも診察時間が短くなるとは限りません。
スタッフ数を増やすことでコストも増加し、経営的な面でのメリットは少ない場合があります。実際、少ない人数でよりスムーズな診療オペレーションを実現しているクリニックも存在します。
では、スタッフ数を変えずに診療効率化が成果を上げているクリニックは何をしているのでしょうか。
院長だけでなくスタッフさんの協力が必要不可欠であるため、診療効率化が難しい、進まない一つの理由といえます。 スタッフさんとのコミュニケーションを図りながら実施していくことが重要です。
1.現状を把握すること
・1時間あたり何名の患者を診察するのか。
・何時ごろに診察を終えているのか。
・午前と午後それぞれ何名ずつ診察しているのか。
・患者さんの待ち時間はどれくらいか。
現状を把握するために、患者数と時間を意識し、記録をとることがスタートになります。
2.診療フローの中でボトルネックとなる箇所を改善する
受付→検査→診察→会計の各診療フローの中で、どこが待ち時間の原因となっているのかを確認し、対応していくことが必要です。
3.スタッフさんと協力しながら、ボトルネックの改善を行う
院長先生は基本的に診察室内にいることがほとんどですので、各フローの改善は現場で働くスタッフさんと一緒に進めていく必要があります。
スタッフさんにヒアリングすると、意外なボトルネックや改善策を持っていることも少なくありません。
また、「院長に言われたからやる」ではなく、「自分たちで改善案を決める」方が、改善施策の進みも異なります。
4.診察室の空き時間(患者さんのいない時間)をなくす
診療フローの中での肝はもちろん「診察」です。また、ボトルネックとなりやすいのもここになります。可能な限りこの時間のロスを少なくすることが重要です。
5.ツールやデジタル機器を積極的に活用する
効率的に業務を行うためには、人ではなくても実施できる業務もあります。ツールやデジタル機器を積極的に活用することで、効率化ができるだけでなく、スタッフさんは人にしかできない業務に注力することが可能です。
全てをお伝えすることは難しいため、一部概要を絞って記載させていただきましたが、具体的な実施方法に関する疑問を抱いている先生方も多いかと思います。
そのため、今回は上記のポイントを理解し、さらに具体的なクリニックでの実施例や取り組みについて学べるセミナーを開催します。
ぜひセミナーにご参加いただき、今後の待ち時間対策や診療効率化にお役立てください!
【東京会場申し込み期限間近!】診療効率化の成功事例!具体的施策をお伝えいたします!
■講座内容
第1講座:ほぼ残業ゼロでも100名以上を診察するクリニックのポイント
【講座内容抜粋】
・眼科クリニックの働き方改革とは
・1時間25名以上を診察する効率化の秘訣
・患者満足度が高いクリニックのポイント
第2講座:ほぼ残業なし、1時間に20名以上を診察するクリニックの秘訣
【講座内容抜粋】
・開業10年クリニックの軌跡
・採用に困らずスタッフ定着率が高い秘訣
・1日100名以上を診察しても残業ほぼゼロの診療体制とは
・スタッフ自立型の組織運営
第3講座:眼科におけるクリニックの診療効率化・集患事例公開
【講座内容抜粋】
・伊藤医院の成功事例に学ぶ!残業ほぼゼロでも1日100名診察のステップ
・1日100名以上、患者数増加のポイント
・採用難時代を乗り越えるには?
第4講座:本日のまとめ
セミナーでの学びを明日から自院で活用していただくために、眼科クリニックの先生方に今後意識していただきたいポイントについてお伝えいたします。
■本セミナーで学べるポイント
・残業ほぼゼロの診療体制
・スタッフが自立する組織づくりの方法
・クリニックに合った人財採用
・1日100名以上の診療体制を創る方法
■開催日・会場
4月14日(日) 東京会場(船井総研・東京ミッドタウン八重洲35階 サステナグローススクエアTOKYO)
5月19日(日) 大阪会場(船井総研・淀屋橋オフィス)
下記セミナーページより、ゲスト登壇いただく
診療効率化モデルクリニックの特別レポートが
読めますのでぜひお目通しください!