すぐに対策できる業績を上げるための取り組み(交通事故治療編)
目次
いつもめでぃまが!をお読みいただきありがとうございます。
株式会社船井総合研究所の上野智将です。
突然ですが皆さん、クリニック経営をしている中でこんなお悩みはございませんか?
「クリニックの業績を上げたいが、医療保険だけでの売上拡大に限界を感じている」
「医療保険以外にも売上の柱を作りたいが、何をすれば良いか分からない」
そのような先生方にぜひ、
【交通事故治療の強化】を検討していただきたいです!
整形外科クリニックにおいて、
安定して業績アップをするためには、
医療保険の強化はもちろんですが、
交通事故治療による売上も重要な要素になります。
それでは、さっそくですが、
すぐに取り組んでいただきたい
【交通事故治療の強化】の対策についてご紹介させていただきます。
交通事故治療の売上方程式に基づいた「すぐにできる」対策
交通事故の治療について考えるときに、
まず交通事故治療の売上の方程式を理解しておく必要があります。
具体的な売上の方程式は、
【自賠責保険請求額=請求単価×患者数】です。
「請求単価」とは、交通事故患者1人当たりの請求金額のことを指し、
「患者数」については文字通り、交通事故治療のために通院している患者さんの実人数を指します。
交通事故治療を強化するためには、
この2つの項目を理解した上で、それぞれ対策する必要があります。
今回は様々な対策の中でも
すぐに取り組みやすい対策について、ご紹介します。
まず、交通事故治療を強化するにあたり、
2つの項目に共通して、
「交通事故に遭った患者さんの視点を持つこと」が必要です。
交通事故に遭った患者さんは、
交通事故の治療についての知識がほとんどないことが多いです。
そのため、
「どこで」、「どのようにして」、「どれくらい」
治療を受ければよいか、丁寧にお伝えする必要があります。
この考え方を持つことが、対策を進める前提として重要なポイントです。
①「請求単価」の対策
まず、「請求単価」の対策についてご紹介します。
交通事故治療の業績をアップするためには、
患者さん一人一人に
「適切な頻度で」、「継続して」治療に通っていただくことが重要です。
その結果として、患者満足度のアップにつながり、請求単価は上がっていきます。
そのためには、医師・スタッフ全員で、患者さんに対して、通院方法の指導を行うことが必要です。
具体的には、患者さんにとってわかりやすい
交通事故治療に関する説明用ツール(図を用いたポスター資料など)を作成し、
さらにクリニックとしての説明方法を統一して通院指導を行うなどといった方法があります。
前述した通り、交通事故に遭った患者さんは、
「どのようにして」、「どれくらい」治療を受ければ良いか
分かっていない場合も多いかと思われます。
そのため、
「週に何回リハビリに通えばよいか」、
「どのくらいの期間、治療が必要か」など、
クリニック全体で指導することが必要です。
ここで「クリニック全体で」と記載したのは、
例えば診察室の先生とリハビリ室の理学療法士とで指導内容が異なっていたら、
患者さんの不信感に繋がってしまうためです。
クリニック全体で情報を共有して、統一した通院指導を行うようにしましょう。
②「患者数」を増やすための対策
続いて、「患者数」を増やすための対策についてご紹介します。
交通事故患者を集患するにあたり、
WEBマーケティング、その中でも交通事故ページの作成が効果的です。
交通事故後には、
「どこで」、「どのようにして」治療を受けられるかを
WEB上(インターネット上で)で情報を収集する方が多くいらっしゃいます。
そのため、
ホームページ上に、交通事故治療に関してのページを作成し、
WEB上で「交通事故治療」の検索による閲覧数を増加させ、
患者さんが必要とする情報、来院に繋がるような情報について提供することが重要です。
しかし、ただ交通事故ページを作成するだけでは、対策として不十分です。
ページ内に、
「交通事故発生から治療までの流れ」
「自賠責保険の適応について」
「当院でどのような治療が受けられるのか」など、
交通事故に遭った患者さんが必要とする情報、来院に繋がるような情報について、
わかりやすく、詳細に記載することが大切です。
今回は、交通事故治療の強化について、
「すぐに対策できる」内容についてご紹介いたしました。
クリニックの経営を医療保険に頼るだけではなく
自賠責保険を売上の柱の一つとすることは、
戦略上、大きな武器の一つになります。
まずは、
【自賠責保険請求額=請求単価×患者数】
といった売上の方程式を基に、
請求単価、患者数アップ、各々について、
無理なくできる対策に取り組んでいただけたらと思います。
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今後の医院経営の一助となりましたら幸甚でございます。
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この記事を書いたコンサルタント
上野智将
大学を卒業後、船井総合研究所に新卒で入社。入社後は医療業界のコンサルティングに従事しており、その中でも整形外科クリニックに対するコンサルティングを専門としている。
大学までのスポーツ経験を通じ、自身のけがによって、整形外科クリニックを受診する機会が多かった経験から、患者目線のマーケティングを得意としつつ、経営者に寄り添ったコンサルティングに取り組んでいる。