生活習慣病の患者に”選ばれる”内科クリニックの共通点とは?
目次
いつもめでぃまがをお読みいただきましてありがとうございます。船井総合研究所の中村です。
10月に発熱外来における診療点数が減算されたことで、糖尿病や高血圧などの『定期的に通院していただける患者さんをどれだけ増やせるか?』が重要になってきました。
特にここ数年で開業をされた先生や、開業直後に新型コロナの流行が始まった、という先生の中には、定期通院患者が思ったよりも集まっておらず、売上は発熱外来に依存していた、という先生も少なくないのではないでしょうか。
生活習慣病の患者に”選ばれる”内科クリニックの共通点とは?
このメルマガをお読みの先生は、循環器や糖尿病、呼吸器など、何かしらの専門性をお持ちの先生が多いと思います。先生は、自身の専門性を活かした集患対策は取れていらっしゃいますでしょうか?
・新患はある程度来ているが、発熱外来などの急性疾患の患者ばかりである
・定期通院患者となる生活習慣病の新患数が毎月20名以下である
・”特定疾患療養管理料”の毎月の算定数が500件前後で、最近増えていない
このような場合、先生の専門性がうまく地域に伝わっておらず、「近所の内科」としか認知されていない可能性があります。
特にコロナ禍を経て、患者さんの受診行動は大きく変わっています。医療機関を受診するということにハードルが生じ、受診する先を、より慎重に検討されるようになっているのです。特に症状が出にくい生活習慣病の患者さんはこの傾向がとても強いです。
では、生活習慣病の患者さんに「選ばれる」クリニックになるには、どうしたらいいのでしょうか?
選ばれ続けているクリニックには、ある共通点がありました。
それは、
患者目線でのWEB対策ができていることです。
・患者さんが実際に何と検索をしているかを把握する
生活習慣病の患者さんがクリニックを探すためにGoogle検索をする際、何と検索をするかご存じでしょうか?
弊社の100社以上の内科クリニックで統計を取ったところ、圧倒的に多かったのは
「疾患名×地域名」です。
例えば、高血圧で悩んでいる横浜住まいの患者さんは、
「高血圧 横浜」と検索をします。つまり、「高血圧 横浜」と検索をされた際に自院のクリニックの情報がより上位に出てくることがWEB対策のカギとなります。
・患者さんの求めている情報を提供する
「高血圧 横浜」と検索をした患者さんは、当然高血圧に関する情報を欲しています。
そんな時、検索した結果高血圧と関係ないページが出てきてしまっては「興味ない」と思われて離脱されてしまうかもしれません。
高血圧について詳しく書かれた疾患ページが表示されれば、高血圧の治療に対するイメージが湧き、より来院してもらえるでしょう。
また、患者さんは競合クリニックのホームページと見比べてどちらに来院するかを決めますので、「自院ではどんな治療を行うのか」、「クリニックにどんな特徴があるのか」など他院と差別化できる情報を打ち出していくことが重要です。
・患者目線でのホームページ設計をする
患者さんは、色々なことに迷いながら貴院のホームページを見ています。「受診するには何をすれば良いのか?(電話?WEB予約?直接来院?)」など、次に起こすべきアクションについて明示をしてあげることは、自院を選んでもらう上では思っている以上にインパクトの大きいポイントです。
新規の患者さんは予約の仕方がわかりにくいだけで離脱する可能性も高いので、「新患目線で使いやすいホームページなのか」を意識することは大切です。
経った半年で生活習慣病の月間の新患数が10名⇒50名になり、開業2年で発熱外来抜きの月間売上が1,000万円になったクリニックは何をしたのか?
この度、循環器内科クリニックとして上記の対策を行ったことにより、
・半年間で生活習慣病の新患数が10名⇒50名に成長
・開業2年で発熱外来抜きでの月間医業収入が1,000万円を達成
することができた、寺田クリニックの寺田 茂則院長をゲストにお招きし、その具体的取り組みについて解説いただくセミナーを開催させていただくこととなりました。
東京会場、大阪会場と2日程にて開催をいたしますが、東京会場では寺田院長が現地でご登壇いただき、質疑応答にもご対応いただける非常に貴重な機会です!
少しでも気になった先生は、今すぐセミナーにお申込みください!