業績アップのための数値適切な患者数の分析と集患アプローチ

いつもめでぃマガをご覧いただきありがとうございます。
株式会社船井総合研究所の久保田です。
本コラムでは、眼科クリニックの経営者様にお役立ちになるような情報やご案内をお送りしております。

今回は、「適切な患者数の分析と集患アプローチ」というテーマについて、お話させていただきます。

我々が日々コンサルティングに従事させていただく中で、全国各地においても、患者数が従来の数値感に戻ってきていると感じております。

ここで皆様においては気になられることは、「自院ではどれぐらい数値として伸びているのか？」といった部分かと思います。

業績アップを目指すうえでも「適切に自院の数値が把握できているのか」ということは欠かせません。
患者数が昨年対比で伸びているかどうかのみですと、自院の状況を把握するうえで不十分になります。
自院の数値ひいては状況を把握し、業績アップを目指すうえで適切な打ち手を見出すために抑えるべきポイントの一部をお伝えします。

患者数についての項目は、「レセプト枚数（実人数）」になります。
このレセプト枚数の数値を、さらに下記の3項目に分けられます。
①新患数
②再初診数
③再診実人数（レセプト枚数ー①ー②）

レセプト枚数からこの3つの項目にわけて、①〜③のどの数値が伸びている（もしくは減少している）のかを分析し、傾向と対策を行います。

例えば①新患数が伸びていなければ、自院の新患の来院経路を調べたうえで、WEB広告やポスティングといった対策を実施いたします。
一方で①新患数は伸びているが売上が横這いの場合は、③再診実人数について打ち手を考える必要があります。

患者数を増やすにあたっても、①〜③でそれぞれの打ち手は変わってきますので、この3項目に分けて、数値を把握することが大切です。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
本コラムの内容が皆様の経営の一助となれば幸いです。

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世間はコロナの状況禍は落ち着いてきたものの、物価上昇等まだまだ世間の状況は落ち着かず、クリニックにおいては診療報酬改定が実施されたりと外部環境の変化が激しい時代となります。

ここで経営者様にとって重要なのは、「情報」をいかに仕入れるかになります。

クリニックにおいても、
「自院の状況は好調だけど、これは地域特性によるものなのだろうか？」
「他のクリニックでは、患者数は伸びているのか？」
などの他院のリアルタイムな取り組みといった情報は有益なものかと思います。

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