整形外科業界で勘違いされやすい3つの落とし穴
目次
2022年に診療報酬改定、 2024年に医療と介護のW報酬改定、 2025年問題を前に大きな変化が起ころうとしています。
診療報酬改定に関わる時流を押さえておくことは必須ですが、 整形外科業界の中で、今まで常識であったことが変わりつつあります。
コロナ禍で業績が下がり、 その後の業績向上・維持・低下はクリニックによって様々ですが、 業績が伸びなかった要因は果たして、コロナがすべてなのでしょうか?
日々、多くの医院さんに関わる中で、 表には出ない落とし穴がいくつか存在しています。 今回は、整形外科業界で勘違いされやすい3つの落とし穴について説明いたします。
整形外科業界において、常識と捉えられがちなこと
①運動器リハビリをやっていれば大丈夫
2021年8月時点での運動器リハビリⅠの件数は、 5年前と比較して約80%増加しており、 「リハビリが受けられる施設」という差別化は図れません。 また、今後の診療報酬改定で医療費の削減のため、 運動器リハビリの点数の引き下げの可能性はゼロとは言い切れません。
②高齢化が進むから、患者さんは減らない
コロナが明けた後の社保、国保、後期における それぞれの医療費の変化は把握されていますでしょうか。 実は社保は回復傾向(増加の可能性)、 後期高齢者は回復が小さい状況です。
③スタッフはなんだかんだ言うことを聞いてくれるだろう
弊社もいくつもの院長先生と話してきているので、 スタッフマネジメントは先生方にとっての 主要なお悩みの一つだと思います。
今後は、PTに関しては平均年齢が上がり、人数も増えます。 ただ、そうした中で給与、組織作り、キャリアプランとPTのマネジメントを困難にする要素も増えていきます。
少しでも先を読んで、対策を考えることが重要!
今回は3つの落とし穴をピックアップしましたが、 それぞれに対する対策は早く打っておく必要があります。
ただ、一概に対策と言っても、 ・経営者目線 ・患者目線 ・スタッフや求職者目線 のに細分化をして対策を打つ必要があります。
そこで、今後の整形外科クリニックの業界動向、時流の変化に加え、 必要な対策を知りたい先生方には、 弊社開催の『整形外科 2022年業界動向・時流予測セミナー』にご参加ください。
毎日、全国様々な整形外科クリニックの現場に入っている弊社だからこそ 提供できる業界の動向や現場でできる対策をご提供いたします。
今も続々とお申し込みをいただいております!
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整形外科 2022年業界動向・時流予測セミナーの講座内容
◆第一講座 2022年 整形外科業界業界動向
・時流予測 ・2021年の振り返りと2022年の整形外科クリニック業界の時流
・動向を予測します! ・2024年のW改定で準備しておくべきこととは?
・時流から読み解く必要なアクションとは?
◆第二講座 時流に合った最新事例を一挙公開!
・2021年、時流に合わせて具体的に経営で取り組むべきこと
・絶対に押さえるべき集患、増患対策 ・リハビリ部門で今から強化するべきこと
・院内で行う掲示物や啓蒙対策
◆第三講座 まとめ講座
・セミナー内容の振り返りと今後のアクション提示
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参加者のお声を一部ご紹介!
・今後の方向性とやるべきことを明確にすることができました!
・何十年も先を見据えると、地方医院の経営の難しさに気付きました。
・業界動向や時流などの現状の把握や自院の課題を具体化するのに役立った。
・診察室周囲の業務効率化・業務移譲、IT/web導入、RHスタッフの意識向上など参考になることが多かったです。
※ 一部抜粋させていただき、原文より修正しております。
2022年の整形外科経営の時流を掴みましょう!
本セミナーは
・2022年の整形外科業界の動向を知りたい先生
・2022年、2024年の診療報酬改定を見据えたトレンドを知りたい先生
・臨床以外での理学療法士の活かし方に悩んでいる先生
・成功しているクリニックの集患、ファン定着化の取り組み事例を知りたい先生
にオススメです! ぜひご参加ください!
たった3年で医業収入1.2億円から2.8億円を実現!
地域一番クリニックを自宅からオンラインで視察しましょう!
本セミナーは、 医療法人社団日輝会 うなやま整形外科 理事長 宇南山賢二 氏 にご登壇頂き、単院でのリハビリ拡大クリニックとしての圧倒的地域一番になるまでの軌跡をお話頂きます。 STEP 01 開業医としての理事長の想い
STEP 02 運動器リハの立ち上げの時期
STEP 03 理念を明確にして、マネジメントを強化した時期
STEP 04 通所リハや訪問リハを強化した時期
STEP 05 今後目指すこと 各フェーズにおいて、整形外科クリニックの経営における重要ポイントをお伝えいたします。
多くの整形外科の院長・理事長が頭を抱えていらっしゃる整形外科経営における事業継承についても講座にてお伝えいたします。
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。
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この記事を書いたコンサルタント
伊佐 常紀
神戸大学大学院にて、博士号(保健学)を取得。複数の査読付き英語原著論文を執筆。理学療法士として整形外科クリニック、看多機に5年間勤務。研究活動、臨床経験と幅広い経験を活かして、地域の中で生涯を健康に過ごせる社会を実現するため、一つひとつの法人が抱える課題に寄り添い、院長やスタッフの皆様が目指す医院作りをサポートしている。