【開業候補地周辺の企業、工場の動向を事前に把握する】
先生、こんにちは。
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今回のクリニック開業虎の巻は、「開業候補地周辺の企業、工場の動向を事前に把握する」と題してお送りしたいと思います。
新型コロナの影響で大企業は会社の本社やオフィス、工場を移転。
さらには、工場を縮小、停止することになってしまい、従業員が他のエリアへ多く移動してしまうケースが出てきています。
そのため、従来見込んでいた診療圏人口が開業前から減少してしまうという不運に見舞われる先生も出てきています。
私のクライアントのクリニックの診療圏では、大企業の工場が大幅に縮小されることになり、来年、診療圏内の人口が数万単位で消滅することが決まっているエリアもあります。
これはかなりのインパクトです・・・。
ですから、今後、開業される先生は開業候補地周辺の事前調査で、その診療圏にある大企業や工場の動向を調べておくと良いと思います。
一方、すでに人口減少が予想される開業候補地で開業を決めてしまった先生は、
①従来、ターゲットにしようとしていた患者層以外の違う患者層をターゲットにすることはできないか?
②従来の保険診療だけではなく、オペや他診療科、自由診療を付加することはできないか?
③訪問診療や遠隔診療を使って、従来考えていた診療圏よりも広げたエリアの患者を対象にすることはできないか?
そういうことを考え、たとえ人口が減少したとしても勝ち残れる戦略をしっかり立て、実行していっていただければと思います。
それでは、また。