【2022年診療報酬改定】2024年を見据えたリハビリ革命

2021年09月07日 (火)

科目:
整形外科
コラムテーマ:
経営計画/経営管理 業界動向

2024年の診療報酬改定の全様が少しずつ見えてきており、改めて整形外科クリニックの経営において必要な取り組みとその手順が明確になってきました。

将来的に推進されるであろう、医療費削減、報酬単価の引き下げに対する必要な取り組みがわかります。今後の整形外科クリニック経営の参考にしていただける内容となっておりますので、ぜひともレポートをご覧ください。

・2024年以降の取り組みのヒントが分かる
・今後、整形外科クリニック経営で注力すべきポイントが分かる
・具体的な取り組みとその成果の一部を知ることができる
・地域一番店化を実現するためのヒントが分かる


<下記に当てはまる先生方はぜひ詳細をご覧ください!>
☑患者さんの訴えや保険会社からの治療費の打ち切りに挟まれ、対応に困っている方
☑特有の症状や制度の相談などが大変なのにも関わらず、スタッフからの協力が得られにくく困っている方
☑交通事故に遭ってから1ヵ月以上経過して書類だけ書いてほしいという方が増え、その対応に困っている方
☑交通事故患者が増えても大変さが増すことが無く、無理なく成長している成功事例を知りたい方
☑地域に根差した整形外科クリニックにおける交通事故患者の最新の対応方法を知りたい方

<開催日時>
②東京会場:2024/06/30 (日) 14:30~17:30
船井総研グループ 東京本社 サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階

②大阪会場:2024/07/07 (日) 13:00~16:00
船井総合研究所 大阪本社
〒541-0041
大阪市中央区北浜4−4−10 船井総研大阪本社ビル
※大阪会場では、ゲスト講座は録画配信・オンラインでの質疑応答となります。
>>詳細はこちらをクリック

「リハビリ改革」の重要性

日本慢性期医療協会の武久洋三会長と橋本康子副会長が、7月15日の定例記者会見で「リハビリ改革」の重要性を説いております。
https://gemmed.ghc-j.com/?p=41650

2024年の診療報酬改定に向けた、「リハビリ改革」における主な提案は、
(1)包括評価の推進
(2)疾患別リハビリ料の点数格差解消
(3)効果評価における「FIM評価」から「BI評価」への移行
(4)「20分1単位」という縛りの柔軟化
(5)急性期入院中の「可動性確保」に向けた取り組みの推進
といった点です。

病院でのリハビリ視点で述べられていることが多いですが、
診療所の場合に起こり得ることとしては、

維持期リハにおいて、
・算定日数超えのリハビリは、マルメになる?
・(維持期における?)疾患別リハビリの点数は、廃用のリハビリ点数を基準になる(呼吸器以外は下がる)
・身体機能、生活機能において「能力(できるかどうか)」が再び重視される?

ということです。
要は、算定日数内で治療が完了でき、患者さんの回転が良いクリニックさんが有利になっていくということかと考えます。
あくまで、日本慢性期医療協会の提案に過ぎませんが、頭の片隅に置いてく必要はありそうです。

報酬改定の引き下げの可能性

全国介護事業者連盟の斉藤正行理事長が、7月28日に開催されたオンラインセミナーで、2024年の介護報酬改訂での大幅な引き下げを示唆されました。
https://www.joint-kaigo.com/articles/2021-08-02-2.html

コロナ禍での財政悪化による財源圧縮を予測されてのものですが、単純に介護事業云々ではなく、同じ保険サービスとして、対岸の火事では済まない可能性があります。

介護のテーマは、
①科学的介護→LIFEの導入が整備されつつあるが、ビックデータ収集のための限定的な対応か?
②ICT化→導入ハードルは高いが、せめて自施設では推進というか慣れは必要
ですが、

医療は、ベッド数と外来機能のコントロールと漠然としています。
ベッド数は急性期から、回復期や地域包括ケア病棟への転換が目立ちますが、外来機能はどうなっていくかは不透明です。
ただ、「不必要な医療」の淘汰は為されると予想されますので、必要以上の期間(頻度というより)の診療を整備することが必要と思われます。

医療保険の領域では、何かをしてプラスにするというより、「余剰整理」がテーマになりそうです。例えば、ひとりの患者さんに長期間リハビリに通わせてしまっている場合は、リハビリの卒業タイミングのすり合わせをする必要があると思われます。

今回は、「2022年ではなく、2024年のダブル改定を見据えて押さえておきたいこと」についてお伝えしました。
今後、ますます競争が激しくなる整形外科業界において、より良い診療・治療を患者さんに提供でき、地域に頼られるクリニックづくりの一助となれば幸甚でございます。

 

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無料の経営相談だけでもどうぞお気軽に、是非この機会にご検討下さい。
より良い医院となるための一助となれば幸いです。

https://lp.funaisoken.co.jp/mt/form01/inquiry-S033.html?siteno=S033

 


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☑地域に根差した整形外科クリニックにおける交通事故患者の最新の対応方法を知りたい方

<開催日時>
②東京会場:2024/06/30 (日) 14:30~17:30
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〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階

②大阪会場:2024/07/07 (日) 13:00~16:00
船井総合研究所 大阪本社
〒541-0041
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※大阪会場では、ゲスト講座は録画配信・オンラインでの質疑応答となります。
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将来的に推進されるであろう、医療費削減、報酬単価の引き下げに対する必要な取り組みがわかります。今後の整形外科クリニック経営の参考にしていただける内容となっておりますので、ぜひともレポートをご覧ください。

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この記事を書いたコンサルタント

先森 仁

プロフィール詳細

前職では、理学療法士として疾患・医療介護問わず幅広い臨床経験、修士課程でのフィールドワーク・研究活動経験を活かし、“現場の課題をしっかり把握・分析し、早期に業績・利用者満足度の向上をします。
特に、整形外科クリニックを中心に、リハビリテーション科の稼働率アップ、教育体制の構築、運動療法の充実および通所リハビリの立ち上げ→稼働率アップを行ってまいります。

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