目次
いつもめでぃまがをご覧いただきありがとうございます。
船井総合研究所の久保田でございます。
本日は、「外部環境の変化に対応できるクリニックとは?」というタイトルにてお伝えさせていただきます。
外部環境の変化に対応できるクリニックが持っているものとは
コロナは依然として猛威を振るっており、先行きが不透明な状況が続いております。
また、2021年7,8月には全国的に記録的大雨が降り、全国各地で水害や土砂災害による被害が出ております。
眼科クリニックにとってもこうした外部環境による厳しい状況が続いておりますが、長期的に考えれば、こうした状況はコロナ禍に限らず、この先何度も起こり得ます。
では、外部環境が不安定な時期にいち早く対応できるクリニックになるためには、何が必要でしょうか。
こうした外部環境が不安定な時期が訪れた際に、いち早く対応できるクリニックは、「日々の安定した経営」と「長期的なビジョン」を持っております。
年々無理のない範囲での安定成長ができており、来院患者数が常に一定数見込める、「日々の安定した経営」ができているクリニックはその安定した経営基盤のもと、有事への対応が可能です。
例えば、白内障手術件数を一定数確保できているクリニックは、有事の際でも売上の目途がわかりますし、予約をコントロールすることで売上の変動を小さくすることが可能です。
また、10年単位で「長期的なビジョン」を持っているクリニックは近視眼的にならず、クリニック経営に当たることができます。
ビジョンが持てていないクリニックは、特に今のような状況下では、現状をどう乗り切るかということに終始目がいきがちになり、二転三転する外部環境の変化に振り回されてしまうことが多くあります。
対して長期的なビジョンを持っているクリニックは、変化する外部環境に直面しても、ビジョンがあることでブレない将来を見据えた意思決定が可能です。
また、ビジョンを策定するだけにとどめず、クリニックのスタッフに共有していることも重要です。
例えば、毎年経営方針発表会を実施し、スタッフとビジョンを共有するようにしているクリニックがございます。
こうしたクリニックは、コロナ禍の状況でもクリニックの方針をスタッフが理解できているため、早急に組織全体で対応でき、影響を最小限に抑えることができておりました。
今起きている感染症の拡大のみならず、日常生活に影響を及ぼすレベルでの外部環境の変化は、なかなか想定が難しい場合も多くございます。
ぜひこのメルマガをお読みの先生方も、
外部環境の変化に対応できるクリニック作りを目指していただければと思います。
外部環境に左右されない!安定した眼科クリニック経営を目指すためには?
最後にご案内になります。
船井総合研究所では、2021年9月2日(木)、9月4日(土)、9月5日(日)、10月7日(木)、10月9日(土)、10月16日(土)の13時より、WEB配信にて「白内障手術を中心に安定した眼科クリニック経営を目指すセミナー」を開催いたします。
2021年5月にオンライン開催し、好評いただいたセミナーのバージョンアップ版になります。白内障手術実施医院がいかに安定しながら伸ばしていくかを解説したセミナーです。
<開催概要>
【WEBセミナー】白内障手術を中心に安定した眼科クリニック経営を目指すセミナー
◆日程 各回とも 13:00~16:00予定
2021年9月2日(木)、9月4日(土)9月5日(日)、10月7日(木)、10月9日(土)、10月16日(土)
◆場所
オンライン開催(PCがあれば全国どこからでも参加いただけます)
◆講座内容
第1講座
安定したクリニック経営のためにすること
外来環境が不安定な中、白内障手術をしながら、クリニック運営を安定させる方法について弊社眼科専門コンサルタントが解説します。
株式会社船井総合研究所 野田 陽一郎
白内障手術マーケティングとWEB集患における具体的実践術
白内障手術件数を伸ばす際に抑えるべきポイントや、そのために必要な具体的な施策を本講座ではWEB集患に焦点を絞り、弊社コンサルタントが解説します。
株式会社船井総合研究所 久保田 駿
第2講座
開業10年かけてやってきたこと
白内障手術年間1,000件を目指し取り組んできたことと、これから考えていること
ときわ台村中眼科 院長 村中 公正 氏
第3講座
本日のまとめ
これから院長先生が取り組むべきことについて
株式会社船井総合研究所 浜崎 允彦
※当該セミナーは、弊社クライアントのクリニック、眼科クリニック経営研究会の会員クリニックの近隣医院の申し込みはお断りする場合がございます。
悪しからずご了承ください。
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この記事を書いたコンサルタント
久保田 駿
首都大学東京(現・東京都立大学)を卒業後、新卒で船井総合研究所に入社。入社後は、土地活用事業、人材紹介サービス事業でのコンサルティングに携わり、現在は医療業界において眼科クリニックを専門としてコンサルティング活動に従事している。
地域の患者様に選ばれるクリニックづくりのために、外来患者の集患や患者満足度を下げずにより多くの患者様を診療を可能にする診療効率化の支援を実施。
特にHPを中心とした集患体制の構築と、院長だけでなく、現場スタッフの意見や患者様から声を鑑みながら、院長・スタッフ・患者様の三方良しを目指した実行サポートを得意としている。
クリニックの業績UPと無理のない診療体制の構築の両面からクリニックの発展に尽力していく。