改めて考える“整形外科・リハビリテーション科における実施計画書” -実施計画書の運用と、これからの整形外科に求められる対応-

2020年06月08日 (月)

科目:
整形外科
コラムテーマ:
経営計画/経営管理 診療報酬改定

2024年の診療報酬改定の全様が少しずつ見えてきており、改めて整形外科クリニックの経営において必要な取り組みとその手順が明確になってきました。

将来的に推進されるであろう、医療費削減、報酬単価の引き下げに対する必要な取り組みがわかります。今後の整形外科クリニック経営の参考にしていただける内容となっておりますので、ぜひともレポートをご覧ください。

・2024年以降の取り組みのヒントが分かる
・今後、整形外科クリニック経営で注力すべきポイントが分かる
・具体的な取り組みとその成果の一部を知ることができる
・地域一番店化を実現するためのヒントが分かる


治療の質や満足度を上げ続けつつ、新しい治療法の導入や人材育成などの投資を行うためにも、業績を微増でも良いので上げ続けたいと考えているクリニックの経営者様向けのセミナーのご案内です。

特に、地域でもかなり良い評判で、地域への貢献も出来てきているように感じる中で、業績がプラトーになってきたと感じられる先生のお悩みを解決出来たらという想いでお話をさせていただきますので、下記のようなお悩みをかかえている先生は是非とも最後までお読みください。

☑ 月商2,000万を前に停滞気味または衰退気味
☑ 今後の経営数値目標を明確にしたい
☑ 競合クリニックが建ち始める中で、自院はどう生き残っていくべきかを悩んでいる
☑ 業績アップに向けて具体的なアクションを知りたい、他院の事例を知りたい

本セミナーでは、保険診療中心で取り組まれている整形外科クリニックの経営者様向けに、集患対策から診療業務の効率化手順、運動器リハビリの生産性向上に向けた具体的な取り組みなどを徹底的に解説をさせていただきます。

この文章をお読みの先生方の中には「儲け主義」に振り切らないと業績は上がらないのではないかと思われている経営者様もいらっしゃるかと思いますが、全くそんなことはございません。

既存のWEB上の情報提供の方法や、院内のオペレーションを整理するだけで徐々に業績に変化が出てくる具体的な取り組みをお伝えさせていただきますので、是非ともセミナーへご参加いただけたらと思います。

月商2,000万を安定して突破し、業績アップに成功された整形外科クリニックの実際の事例を基に、明日から取り組める内容を徹底解説させていただきます。

お忙しい経営者様のためにスキマ時間の活用ができればと思い、スマホでも車の運転中でも休みの日のベッドの中でもご覧いただけるようにZOOMでの開催とさせていただきます。

取り組むべき内容を1時間半にギュッとまとめておりますので、是非「明日から何か使えるものはないか」と考えながら、メモを取って聞いていただけると幸いです。

締め切りが迫っておりますので、お早めにご登録くださいませ。

【開催日程】

2024年4月27日(土)16:00~17:30 @WEB(申込〆切:4月23日)
2024年4月28日(日)10:00~11:30 @WEB(申込〆切:4月24日) 
2024年5月1日(水)16:00~17:30 @WEB(申込〆切:4月24日)
2024年5月2日(木)16:00~17:30 @WEB(申込〆切:4月25日)

こんにちは。
船井総合研究所の先森仁です。

現在、コロナウイルスへの対応を迫られている医院さまも多いと思いますが、2020年度の診療報酬改定が施行されてからも、整形外科におけるリハビリの「計画書」の対応にお困りになっているケースをよく伺います。

整形外科で関連する項目に関しては、以前メルマガで配信いたしました
2020年診療報酬改定に伴い、整形外科で対応が必要なこととは?」では、取り扱い・運用方法について不明瞭な点が多かった計画書に対して、「リハビリテーション実施計画書の作成は、疾患別リハビリテーションの算定開始後、原則として7日以内、遅くとも14日以内に行う」ことが明文化されたことをお伝えいたしました。

整形外科(運動器リハビリ)における計画書の役割について改めて確認となりますが、端的に申し上げますと、

実施計画書→疾患別リハを行うにあたってリハビリ開始時に必要
総合実施計画書→リハビリテーション総合計画評価料(300点)を算定するために必要

ということになります。

 

2020/3/31の疑義解釈にて、従来通り、総合実施計画書により実施計画書の代用が可能と明記されましたが、初診でリハ病名がつき(算定開始日)、7日以内で、
リハビリテーション「実施計画書」を作成→患者さんに説明・交付する
スケジュールはなかなかタイトなものです。

そして、実施計画書と総合実施計画書の役割が明確化されたため、総合計画評価料の算定は基本的に2回目以降のリハビリとなります。
実際、1回目のリハビリで総合計画評価料を算定していたものが返礼となる事例が見られております(※自治体によって異なる可能性があり)。

今後、2回目のリハビリに繋げるために、初回のリハビリが非常に重要となります。
しかし、患者さんと初対面で信頼関係も形成されていない状況の中で、患者さんの情報収集・リハビリについての説明・今後の治療方針といった課題を、少ない時間の中で抱えることになります。

「計画書作成をどういった仕組みで行うのか?」
「初回の運動器リハビリで、どうやって情報収集を行うのか?」
「2回目以降のリハビリへ繋げるためには、どうしたら良いか」
「誰が運動器リハビリの重要性を説明するのか?」

といった悩みをどう解決するかが今後の課題となります。

これからの運動器リハビリで求められることとしては、

①計画書のデジタル化
②運動器リハビリにおける時間の使い方に対する療法士の意識改革
③運動器リハビリの重要性やシステムをスタッフで共有し、患者さんへ説明できる仕組み
④療法士の初回リハビリでのクロージング能力

が予想されます。
①・②は主に業務効率化、②・③・④は主に患者さんの離脱防止が目的となります。

診療報酬改定がきっかけにはなりますが、これらのことは「運動器リハビリ強化」のために、整形外科の医院さまでは必須だと、整形外科の医院さまを支援する際に痛感しております。

コロナの影響がしばらく続いていくことが予想される中、2022年の診療報酬改定では、後期高齢者の負担割合が増えるため、より質の高い医院により人が集まっていくことが予想されます。
そのためにも、運動器リハビリ強化は現時点で着手すべきテーマだと考えます。

今回は、「改めて考える“整形外科における計画書” -計画書の運用と、これからの整形外科に求められる対応-」についてお伝えしました。
ご不明な点がありましたら、お気軽に弊社までご相談くださいませ。

※2020年4月1日から施行される診療報酬改定情報について述べており、正しい情報をお伝えするために細心の注意を払っておりますが、情報取り扱いについては自己責任にてお願い致します。情報の誤り等のお気づきの点が御座いましたら、お手数ですがご連絡をお願い致します。

次回のコラムもお楽しみに!

 

またここまでお読みいただきました方に、

▼運動器リハビリマニュアル詳細【無料ダウンロード】▼

https://bit.ly/3uYwIoj

整形外科に特化した経営ノウハウ無料レポートはこちらから▼
https://byoin-clinic-keiei.funaisoken.co.jp/fairing/booklets_download/report_fairing/

こちらのレポートは全て無料でダウンロードいただけます。
すぐに実践可能な内容が盛りだくさんのレポートとなっているので、是非ご参考にしてください。

 
船井総合研究所
第二経営支援本部
ヘルスケア支援部
先森仁

治療の質や満足度を上げ続けつつ、新しい治療法の導入や人材育成などの投資を行うためにも、業績を微増でも良いので上げ続けたいと考えているクリニックの経営者様向けのセミナーのご案内です。

特に、地域でもかなり良い評判で、地域への貢献も出来てきているように感じる中で、業績がプラトーになってきたと感じられる先生のお悩みを解決出来たらという想いでお話をさせていただきますので、下記のようなお悩みをかかえている先生は是非とも最後までお読みください。

☑ 月商2,000万を前に停滞気味または衰退気味
☑ 今後の経営数値目標を明確にしたい
☑ 競合クリニックが建ち始める中で、自院はどう生き残っていくべきかを悩んでいる
☑ 業績アップに向けて具体的なアクションを知りたい、他院の事例を知りたい

本セミナーでは、保険診療中心で取り組まれている整形外科クリニックの経営者様向けに、集患対策から診療業務の効率化手順、運動器リハビリの生産性向上に向けた具体的な取り組みなどを徹底的に解説をさせていただきます。

この文章をお読みの先生方の中には「儲け主義」に振り切らないと業績は上がらないのではないかと思われている経営者様もいらっしゃるかと思いますが、全くそんなことはございません。

既存のWEB上の情報提供の方法や、院内のオペレーションを整理するだけで徐々に業績に変化が出てくる具体的な取り組みをお伝えさせていただきますので、是非ともセミナーへご参加いただけたらと思います。

月商2,000万を安定して突破し、業績アップに成功された整形外科クリニックの実際の事例を基に、明日から取り組める内容を徹底解説させていただきます。

お忙しい経営者様のためにスキマ時間の活用ができればと思い、スマホでも車の運転中でも休みの日のベッドの中でもご覧いただけるようにZOOMでの開催とさせていただきます。

取り組むべき内容を1時間半にギュッとまとめておりますので、是非「明日から何か使えるものはないか」と考えながら、メモを取って聞いていただけると幸いです。

締め切りが迫っておりますので、お早めにご登録くださいませ。

【開催日程】

2024年4月27日(土)16:00~17:30 @WEB(申込〆切:4月23日)
2024年4月28日(日)10:00~11:30 @WEB(申込〆切:4月24日) 
2024年5月1日(水)16:00~17:30 @WEB(申込〆切:4月24日)
2024年5月2日(木)16:00~17:30 @WEB(申込〆切:4月25日)

 

 
2024年の診療報酬改定の全様が少しずつ見えてきており、改めて整形外科クリニックの経営において必要な取り組みとその手順が明確になってきました。

将来的に推進されるであろう、医療費削減、報酬単価の引き下げに対する必要な取り組みがわかります。今後の整形外科クリニック経営の参考にしていただける内容となっておりますので、ぜひともレポートをご覧ください。

・2024年以降の取り組みのヒントが分かる
・今後、整形外科クリニック経営で注力すべきポイントが分かる
・具体的な取り組みとその成果の一部を知ることができる
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この記事を書いたコンサルタント

先森 仁

プロフィール詳細

前職では、理学療法士として疾患・医療介護問わず幅広い臨床経験、修士課程でのフィールドワーク・研究活動経験を活かし、“現場の課題をしっかり把握・分析し、早期に業績・利用者満足度の向上をします。
特に、整形外科クリニックを中心に、リハビリテーション科の稼働率アップ、教育体制の構築、運動療法の充実および通所リハビリの立ち上げ→稼働率アップを行ってまいります。

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