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いつもメディマガをお読みいただきありがとうございます。
三寒四温の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。船井総合研究所の泌尿器科チームは3月9日(日)に開催されるセミナーに向けて準備をしているところでございます。
さて、今回の配信では基本に立ち戻って「web問診」について深堀ができたらと思います。web問診という言葉自体は、最近では当たり前に認知されておりますし、開業される先生方は最初から導入するケースが増えてきております。
しかし、活用しきれているかというと決してそういうことはなく、導入して満足されていることが多いように感じます。本記事で、ご自身のクリニックがweb問診を活用できているか確認していただけますと幸いです。
web問診システムでできることとは
早速ですが、下記にweb問診でできることを記載いたします。ご自身のクリニックでできているかを含めて確認いただければと存じます。
✅主訴毎に分岐する問診
こちらweb問診を導入されていれば、初期設定で構築するところになるかと思います。紙問診だとすべての患者様が利用するため一般的な問診項目のみのヒアリングになりますが、web問診ですと主訴毎に深ぼった問診が取れます。
✅患者様のチェックイン後に医療事務がカルテに送信
こちらも初期段階で行うことです。患者様に回答いただいた問診を診察が始まる前に受付から該当のカルテに問診を張り付けていただきます。このとき管理画面から患者様の回答する文言とカルテに表示される文言は分けることができますのでぜひご活用ください。
✅国際前立腺症状スコア(I-PSS)・QOL スコアシートの自動計算
泌尿器科特有の問診項目に国際前立腺症状スコア(I-PSS)・QOL スコアのヒアリングがあります。web問診を活用することで事前に点数計算もしたうえでカルテに反映させることが可能です。
✅検査・治療の同意書作成
内視鏡検査の同意書や自費治療の同意書を紙で取っていませんか?実は同意書の法的拘束力は紙であれ、web問診であれ患者様の署名があれば、そこまで違いはないのが事実です。署名機能が付いているweb問診システムを導入されている医院様はぜひ同意書機能も持たせて当日の説明時間や同意書記載時間を短縮させましょう。
✅主訴毎に対応する説明資料の掲示
ここまで使いこなしている医院様は少ない印象です。web問診の回答項目に応じて問診回答終了後の画面に資料を掲載することができるのはご存知でしょうか。これをうまく使うと、例えば膀胱炎症状の項目を選択した患者様に対しては初回の診療で「〇〇な検査」を提供する可能性があります。とお知らせすることができたり、膀胱炎の説明ができたりします。そうするとご自身の症状や疾患についてある程度学習された患者様が来院することになりますので診察時間の短縮化に成功します。
今回、ご紹介した項目はすべて実施できておりましたでしょうか。診療効率化は大事だと分かっていても何から始めたらいいか分からないという先生は多くいらっしゃいます。web問診もあくまで手段の1つです。弊社ではまず現場で診療見学を行い、そのうえで必要なタイミングで必要だと思う施策を提案いたします。
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この記事を書いたコンサルタント

平山 侑之介
船井総研に新卒で入社後、内科・内視鏡クリニックの専門コンサルタントとして従事してきた。開業半年で800件、開業3年で月間1500件の内視鏡クリニックのお手伝いを始め、人口3万人満たないエリアの内視鏡クリニックで月間内視鏡300件以上を達成させるなど、エリアや開業年数に問わず業績アップ支援を行ってきた。社内では入社後最速でマネジメント職に上申するなどの功績を残しており、社内外で活躍の幅を広げている。
コンサルタントとしての強みは、幅の広さである。内視鏡クリニックだけでなく糖尿病内科・循環器内科などの医院様もコンサルティングしているため、内科領域で幅広い提案が可能。さらに、マネジメント職の経験を活かしたマネジメント支援(採用や育成)でも実績を残している。