【泌尿器科の自費診療月100万以上!】保険と自費の両輪経営を目指しましょう!
目次
いよいよ2024年も終わりが近づいてまいりました。泌尿器科クリニックを経営されている院長先生方は、来年の戦略、施策の一手を考えていらっしゃる時期かと思います。
泌尿器科クリニックは今年は診療報酬改定でも大幅な変更も無く、保険診療においては横ばいな状態が続いているのではないでしょうか。さらに言えば、泌尿器科の新規開業はどんどん増えてきています。弊社にも多くの開業のご相談が実際に今年一年は寄せられてきました。
つまり、今後保険診療のパイを狙うクリニック母数は増えるものの、診療単価は高くなっていかず、という市場になっていきます。そこでやはり重要になってくる視点が、自費診療の強化です。
本メルマガでは事例を基に、泌尿器科クリニックではあまり強化しずらいと思われていた自費診療の強化ポイントをお伝えいたします。
泌尿器科クリニックでできる自費診療とは
まず、泌尿器科クリニックにおいて最も導入コストがかからず、スタートが簡単な自費診療は何かという点からお伝えいたします。端的に主力となるとは、
■性感染症検査
■精液検査
■ED治療
上記3つが挙がると思います。「いやいや、それくらいどれももうやってるよ!」とおっしゃる方もいらっしゃるかと思います。しかし、それぞれある程度強化するだけで月間200万円の売上が作れるのです。さらにプロモーションを強化すれば、それ以上の売上ももちろん可能です。
また、上記3点を泌尿器科クリニックにおいて実施するメリットは、
①すでに保険診療で実施している内容で特に新しいことではない
②検査会社に頼むことができる
③人員を足さずとも対応ができる
というところでございます。つまり、初期投資0円で開始、強化が可能になるため、すでにメニューとして存在しているクリニック様も、まだ実施されていないクリニック様も改めて収益の軸にできるよう、整備しなおすことをお勧めいたします。
実際何をどう強化するのか
では、実際の強化方法のポイントをご紹介いたします。本日は性感染症検査にフォーカスをしてご説明いたします。
まず、4pというフレームワークをご紹介いたします。
「Product(製品)」
「Price(価格)」
「Place(予約導線・販売導線)」
「Promotion(広告・販売促進)」
上記4つの頭文字です。これらに沿って、性感染症検査検査を見直していきます。
「Product(製品)」
まず、どのようなメニュー構成にするかが重要です。松竹梅の3種に揃えていき、喉の検査や精液検査をオプションとして設置する。そして、オプションと併せて買っていただき、客単価を1万~2万にすることがポイントです。
マイコプラズマ・ウレアプラズマもしっかりとメニュー内に加えましょう。保険診療では検査できない項目ですから、しっかりと保険診療からの引き上げも意識していきましょう。
「Price(価格)」
競合価格を意識しながら、松竹梅の3段階構成にしましょう。ポイントは、梅を選ばれた場合でも、オプションで5,000円程度の喉の検査などを併せて行っていただけるような価格設定にしましょう。
「Place(予約導線・販売導線)」
しっかりとweb予約システムから24時間予約ができるように整えましょう。外来とは別枠でご案内できるように院内のオペレーションも整えて、スムーズな受診が特にできるように対策をします。自費診療は予約のしやすさが非常に差別化要素となります。
「Promotion(広告・販売促進)」
クリニックのホームページにもページをしっかりと作成し、web広告も併せていくことで対策をしましょう。しっかりと販促対策ができるかどうかで新規の獲得は大きく左右されます。
以上でございます。自院で具体的にどれだけの対策が必要か、お悩みの先生はぜひ無料経営相談からお気軽にご相談ください!
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・診療効率化により負荷や残業をもっと減らしたい
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上記に該当する方や、泌尿器科クリニックならではの集患や効率化についてお困りの方は、ぜひご活用ください!
無料経営相談は、簡易的なコンサルティングを体験できるとお考えいただければ想像していただきやすいかと存じます。今年も折り返しが近付いてくる今の時期はお申込みが多くなりますので、お早目にご連絡いただければ幸いです。
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この記事を書いたコンサルタント
長谷川 寿人
大学卒業後、新卒として船井総研へ入社。
入社後は、主に人材開発・組織開発を中心に、不動産業界や士業業界にてコンサルティングに携わってきた後に、医療業界のコンサルタントへ。
組織のエンゲージメントを高めるマネジメント施策や、評価制度、研修、人事労務補助金対策などを得意としている。他科目のコンサルティングを経て、皮膚科・美容皮膚科が専門。
皮膚科保険診療においては基本の集患から、院内のキャパシティー増大のための診療効率化施策を展開。
美容皮膚科では、4p+1Cの原則に則り、適切かつ売り上げ最大化ができるような料金設定・機器選定・予約導線整備・販促強化を、自院の強みを最大限活かしてコンサルティングしている。
同時に院内の組織体制についても、クリニックに合わせたものにカスタマイズして実施している。攻めの施策・守りの施策両面から、クリニック経営を支えていく。