【医業収入1.5倍も!?泌尿器科クリニックで使うべき自費診療の値段設定理論】~自費診療には、患者の購買心理に基づいた値決めの仕方があります!~

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【下記のようなお悩みのある先生は、ぜひお読みください!】
・なんとなく自由診療の値段は決めている
・周辺競合情報や、ネットで調べて似たような価格設定をしている
・自費診療の値段は保険診療と変わらないくらいの設定にしている
・思い付きで設定をしてみたものの、あまり売れていない
・利益率を〇%にするように設定している
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皆様、いつも病院・クリニックメルマガをご愛読いただき誠にありがとうございます。
船井総合研究所の長谷川と申します。本メルマガでは、泌尿器科クリニックの院長の皆様に少しでもお役立ていただける情報やノウハウをお届けできるように配信をしております。

さて、今回のメールマガジンは【泌尿器科クリニックで使うべき船井流自費診療の値段設定理論】と題しまして、自費診療の値段設定の方法について船井総合研究所が用いる数理マーケティングの理論の中にある「価格の根源的分岐点」について解説いたします。泌尿器科クリニックにおける効果的な自費診療の値段設定をしたい方は、お読みください。

泌尿器科クリニックにおける自費診療メニューは、コンセプトごとに様々な商品を展開することができます。今回はおすすめのメニューの一覧はご紹介しませんが、最もポピュラーな性病検査の自費診療について例として取り上げて解説させていただきます。こういったコンセプトのクリニックには、このメニューの相性が◎!というテーマについては、また別のコラムにてご紹介いたします。

さて、泌尿器科クリニックにおいて性病検査の需要は昨今非常に増してきています。最近では、梅毒が記録的な感染者数となり、社会問題レベルとして捉えられているほどです。そんな需要が高まっている中、しっかりと消費者心理を狙った価格設定ができれば競合のクリニックがいたとしても、価格設定の面で優位性が取れる可能性が高くなります。もちろん、販促にどれだけ力を入れているのかも重要にはなりますが、最終的に購入を決めるには、「価格」「予算」の照らし合わせというフローが存在しそこで決定してもらえるかどうかになります。今回は、その予算についての消費者心理を解説いたします。

根源的価格の分岐点

ここから、「4,8,18」という数字が根源的分岐点として浮かび上がってきた、ということになります。

では、例えばこれを泌尿器科クリニックにおける自費性病検査に置き換えると、淋病・クラミジア・HIV・B型C型肝炎 の基本フルセットをいくらに設定すべきかということになります。もちろん地域差はありますが、例えば19,000円に設定していた場合、それを18,000円に値下げることで、10,000円で検査を受けようかなと考えている人も取り込むことができるのです。狙える層はできるだけ広い方が自費メニューにおいては重要です。単価が高い分、どれだけしっかりと狙ったメニューに誘導ができるか、が自費診療を収益の柱にするためには必要な考え方です。

この考え方に加えて、競合調査・地域の世帯収入調査・利益率などの観点から価格を設定することで、効果的な売り出しが可能になります。必ず覚えておいていただければと存じます。

内科経営研究会・泌尿器科分科会とは、泌尿器科の院長のみが集まり経営について互いに議論をし「師」と「友」を見つけ、さらなる飛躍につなげるためのコミュニティです。

内科経営研究会 泌尿器科分科会

内科経営研究会泌尿器科分科会とは、泌尿器科クリニックの開業医の方のみに集まっていただく「経営に関する」勉強会の場です。

「泌尿器疾患によりQOLを損なった患者さんの日常生活を一人でも多く取り戻す」というミッションのもと、積極的に泌尿器疾患の治療や、予防に取り組んでいらっしゃる全国の泌尿器科医院様を対象に開催しております。

泌尿器科の疾患の罹患者数は年々増加してきており、これから高齢化がさらに進む日本においては、明らかに需要が増す科目です。さらに、地域によっては性病も今や社会問題になるくらいの流行を見せています。 泌尿器疾患は、命に直結するわけではないものも多いですが、日々の生活の幸福度をガクッと落とす特徴があります。毎日必ずしないといけない排尿が辛かったり、夜眠れなかったりという状態が続くことは、心身共に悪影響を与えることになります。こういった患者さんに「本物の泌尿器科クリニック」を届けることが我々の使命だと考えております。

また、自由診療についても積極的に取り上げております。新たな診療を付加してみたいとというような先生方にも必ずお力になれること間違いなしです!

上記のような内容に共感いただける先生方は、まずはぜひお試し参加をしてみていただけますと幸いです!

当分科会は、泌尿器科を単科で標榜する先生も、複数の科目を標榜する先生も様々な先生方が集う勉強会です。各クリニックの状況によって課題は変わるかと思いますが、集患や効率化・採用などはクリニック経営者として共通している部分も多くございます。

既に課題を解決された先生からヒントをもらうこともありますし、逆に、未来の課題へ先んじて対策を取ることも可能になります。ぜひ、全国の泌尿器科の先生方と、「泌尿器疾患によりQOLを損なった患者さんの日常生活を一人でも多く取り戻す」ことを目指していきましょう!先生方の夢の実現のために必ずお役に立てると自負しております。

今、ご入会いただくことで下記のような特典がございます!

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採用業界で注目されている求人検索エンジンであるindeedに対応した採用サイトを無料で作成致します。サイト作成の手間もなく採用活動が行えます。

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年に一度、経営トップの方に向けたセミナーへ招待いたします。船井総研のトップクラス・全国でも有名な経営者を中心とした講師陣が登場する総力祭です。

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診療をより効率化させるためのチラシ・リーフレットツールや、新たな商品の訴求チラシなどをご用意しております。

この記事を書いたコンサルタント

長谷川 寿人

プロフィール詳細

大学卒業後、新卒として船井総研へ入社。
入社後は、主に人材開発・組織開発を中心に、不動産業界や士業業界にてコンサルティングに携わってきた後に、医療業界のコンサルタントへ。
組織のエンゲージメントを高めるマネジメント施策や、評価制度、研修、人事労務補助金対策などを得意としている。他科目のコンサルティングを経て、皮膚科・美容皮膚科が専門。
皮膚科保険診療においては基本の集患から、院内のキャパシティー増大のための診療効率化施策を展開。
美容皮膚科では、4p+1Cの原則に則り、適切かつ売り上げ最大化ができるような料金設定・機器選定・予約導線整備・販促強化を、自院の強みを最大限活かしてコンサルティングしている。
同時に院内の組織体制についても、クリニックに合わせたものにカスタマイズして実施している。攻めの施策・守りの施策両面から、クリニック経営を支えていく。

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