心療内科・精神科クリニックにおける訪問診療の可能性とは!
目次
いつもめでぃまがをお読みいただき、ありがとうございます。
船井総合研究所の横山でございます。
本日はおおぞら会の鈴木先生に取材のお時間をいただきました。
鈴木先生は東京都町田市を中心に精神科・内科クリニックを3医院展開されており、外来診療だけではなく、訪問診療にも力を入れていらっしゃいます。
今回は心療内科・精神科クリニックにおける訪問診療について、鈴木先生にお話をお伺いしました。
訪問診療を受けるための取り組みとは!
基本的にはケアマネージャーの方から紹介を受けています。
独居で認知症の方は在宅診療を行うことが難しいので、施設に訪問するようにもしています。
ケアマネージャーの方に対しては安心してご紹介をいただけるように、以前紹介していただいた患者さんの結果・実績をご報告し、この結果を基に更にご紹介いただくようにしています。
複数拠点・80名以上の従業員を教育する方法とは!
当法人では疾患別・診療報酬・診療サポートなど細かくマニュアル作成を行い、新たにスタッフを採用しても短期間でレベルアップし、対応できるような体制を整えています。
特に診療報酬改定など複雑なものについてはマニュアル化を通じ、スタッフの理解を促進できるような環境整備を行うことが重要だと痛感しております。
医療業界は教育システムがあまり浸透していない業界でもあり、ドクターの採用という部分が特に難しいとされております。
従来の「見て理解しておきなさい」という形式では人の育成は難しいと考えており、開院当初から教育体制づくりに重きを置いておりました。
現在では、当院の理念も浸透し、任せることが出来るようになってきております。
鈴木理事長が考える!今後の心療内科・精神科クリニック業界
今回の診療報酬改定を受け、システム自体が変わっていくのではないかと考えています。
つまり、古い体制を維持しているような医療機関は淘汰されていき、新しいことに挑戦していくことができる医療機関が生き残る、ということですね。
今回の改定がその第1弾であり、今後ゆっくりと業界の二極化が進んでいくのではないでしょうか。
医療業界は全体的に様子を見る傾向があり、守りの面が強い業界です。
守りももちろん大事だが、先手で動いていくことも忘れてはいけません。
危機感をもって医療業界でも企業努力をしていくことが重要だと思っています。
鈴木先生が薦める!在宅診療開始の足掛かり
やはり立地選定が重要だと思います。
その地域には患者さんがいるのかどうか、マーケティングを外さないことが重要です。
私が町田を拠点にしたのはこの周辺のクリニックで働いていたため、ある程度住民の年齢層、患者層について知見を有していたことが大きな理由です。
まずは最初の戦略をしっかりと立ててから始めることをおすすめします。
最後に
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回は在宅診療の取り組みや、組織のマネジメント・教育方法までお話をさせていただきました。
また、在宅診療以外にも何かしらクリニックで新たな取り組みを始めたい、という方に向けて
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