医療事務を即戦力化する育成方法

2023年06月05日　（月）

科目：: 心療内科

コラムテーマ：: シュライバー/クラークスタッフマネジメントリーダーミーティングスタッフ定着率スタッフ自律型組織スタッフミーティング採用教育評価制度

いつもめでぃまがをお読みいただきましてありがとうございます。
船井総合研究所の横山でございます。

本日は医療事務の即戦力化の仕組みについてお話させていただきます。

最近、
・医療事務経験者の採用が難しい
・なかなか業務ができるようにならない

などといったお声を聞くことが増えました。

事務スタッフに効率よく業務を進めてもらえるかどうかや、そもそもの業務レベルは患者様への影響も非常に大きなところなので、スキルレベルを確保していきたいという方が多いと思います。

そこで本日は事務スタッフのスキルレベルを高める方法についてご共有させていただきます。

教育体制を作る・見直す

まずは医療事務の教育体制を整備することが重要です。

多くのクリニック様ではマニュアルを用意しているかと思いますが、スタッフの皆様に使用をしていただいていますでしょうか。

数年前に作成したっきりで、更新がされていない箇所があったり、
そもそも分厚いマニュアルが置いてあるだけで誰も確認をせずに、マニュアルに掲載してあるないようでもそれを読まないで質問をしてくる…

などという状況ではないでしょうか。

せっかく作成されたマニュアルも活用されなければ意味がありません。

とは言え、いきなりマニュアルを作成したり、通常業務を抱えている中でマニュアルの見直しや更新作業をすることは容易ではないものです。

そこでお勧めしたいのが…

「スキルチェックシート」の作成です。

まずはいきなりマニュアルに起こすのではなく、今ある業務をすべて書き出して一覧化し、
何を身に着けてもらう必要があるのか？を明確化することが重要になります。

その後、マニュアルに起こした方がわかりやすいことや、周知しやすいことだけを厳選してマニュアルに起こすという手順を踏むことで、
すべてをマニュアルに起こしたのに誰も活用しない、といった事態を避け、効果的なマニュアル体制を整えることができるようになります。

また、スキルチェックシートに書かれている業務一覧表を活用し、「実際にスキルが習得できたかどうか？」を合わせて確認することで
「マニュアルに書いてあるのに全然スキルが習得されない」という状況を脱し、
スキルを身につけられているかどうかも可視化することができます。

さらにモチベーションを高める方法

また、スキルが身についたらそれ相応の還元をする制度を整えておくこともスタッフのモチベーションを高めるためには重要なポイントです。

具体的には給与とスキルレベルを紐づけておく、ということです。

還元があることを見せることで、スタッフのモチベーションもさらに上げることが可能になります。

しかし、スキルレベルが上がっていることが前提のものなので、まずはスタッフ全員のスキルが向上するように制度を整えていただくことが良いかと思います。

スキルチェックシートの具体的な作成方法や、運用方法、給与とスキルの連動のさせ方などは下記セミナーで具体的に解説させていただきます。

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/100910

ご興味のある方はぜひお申込みください。

<開催日時>
8月6日（日）13：00～16:00
8月9日（水）10：00～13:00
8月13日（日）13：00～16:00

※全日程オンライン開催となります。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

心療内科クリニック向け給与適正化・スタッフ育成　評価制度セミナー

このような方におすすめです

☑スタッフのスキルに合わせた給与体系にしたいと思っている方
☑スタッフにもっと成長してほしいと思っているが、育成方法がわからない方
☑スタッフのモチベーションが低い、下がっていると感じている方
☑頑張っているスタッフにしっかりと還元できる仕組みを作りたいと思っている方
☑評価制度を作りたいと思っているが、構築方法、運用方法がわからない方