ブレインケアクリニック様取材レポート
目次
いつも本メールマガジンをお読みいただきましてありがとうございます。
本日は取材レポートをお送りさせていただきます。
今回取材させていただいたのは
医療法人社団TLC医療会 ブレインケアクリニックの今野裕之先生です。
今野先生は認知症治療として注目を集めているリコード法の日本初の認定医でいらっしゃることから、
ブレインケアクリニック様ではリコード法をはじめとした認知症治療や栄養療法にも注力されています。
今回は今野先生からクリニックの特徴や、認知症治療についてお話をお伺いしました。
ブレインケアクリニック様のご紹介
当院では通常の外来診療に加えて、自由診療で精神疾患に関する栄養療法やリコード法をはじめとした認知症に関する治療を行っています。
そのほか、リワークセンターやカウンセリングセンターも同じビル内に併設しており、密な連携を取り合って患者様の治療にあたっています。
主な患者層としては30代や40代といった働き盛りの方が鬱や不眠症などでご来院される方が多いです。
認知症治療として実施しているリコード法は60~80代の方が治療を希望して遠方からもいらっしゃいます。
注目の認知症治療、リコード法とは?
MCIと呼ばれる軽度認知障害には様々な病態が含まれており、一言でMCIといっても薬物や、栄養不足による認知機能の低下など様々な状態が含まれています。
MCI自体は適切な治療を行えば改善の余地があることが分かってきており、そのほかにも甲状腺機能低下症による認知症なども適切な治療を行うことによって回復する見込みがあり、認知症=治らないというわけではありません。
ただし、現在1番多いアルツハイマー型認知症については、脳委縮などを回復させるような根本的な治療はまだ確立されていません。
しかし、アルツハイマー型認知症を引き起こす原因となるアミロイドβがなぜ溜まってしまうのかという点については研究が進んできています。
リコード法はここに着目した治療法で、アミロイドβの蓄積を防ぐような栄養摂取等を行うことで、認知機能の低下・進行を止めることを目指しています。
アルツハイマー型認知症に対してアミロイドβの蓄積を防ぎ、回復の可能性を示した、という点がリコード法の革新的な点ですね。
リコード法の普及に向けて必要なこととは?
まずは金銭的なハードルをクリアする必要があると思います。
リコード法による治療を行うためには、アミロイドβの蓄積原因を調べるために認知機能検査や栄養解析など複数の検査が必要です。
どれだけの数の検査を行うのかは医師の判断によって異なりますが、一定以上の検査が必要になりますので、どうしても保険ではカバーできず、自費診療になります。
また、多数のアプローチが存在している治療法であり、リコード法に関する論文や文献が英語しかないこともなかなか日本で広がらない要因として挙げられると思います。
今野先生の今後の展望
リコード法の研究を進めて、より日本人に合うような方法を確立したいと思っています。
そのためにも今後も最先端の事例が出た場合にはどんどん触れ、最新の治療を提供できるようなクリニックにしていきたいと思っています。
また、エビデンスを集め、発表し、論文も執筆していきたいですね。
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