年の初めに考えたい「今年の目標」の作り方

2022年01月27日 (木)

科目:
心療内科
コラムテーマ:
経営計画

新年、あけましておめでとうございます。
今年度も何卒よろしくお願い申し上げます。

いきなりではございますが、今年の経営の目標は立てていらっしゃいますでしょうか。

今年に入って何名もの先生とお話させていただきましたが
・クリニック内の備品の整備や出口の確保
・退職を希望される方の補填の為の採用
・近隣にクリニックが出来たためHPの対策
などで、未来のために思考するお時間を割けていないとのご意見をいただいております。

そのようなお悩みを抱えていらっしゃる先生方と
それぞれ1時間ほど経営のご相談のお時間をいただいた後に
「やることが明確になった!」などと嬉しいお声をいただきますが
実は誰にでも簡単に出来る方法を使ってお話を聞いております。

本メルマガでは、やることを明確にするために我々が普段行っている具体的な目標の立て方をお伝えさせていただきますので、今後の経営の一助になれば幸いでございます。

1,現状の把握をする

まず真っ先に行っていただきたいことは
「クリニックの現状を数値で抑える」という作業です。

税理士さんからの毎月の報告で売り上げはなんとなく把握しているが
月の新規の患者数であったり、レセプト枚数であったりと経営において重要となる数値を把握していないとおっしゃる先生方もいらっしゃいます。

毎日本気で患者様に向き合っていると、ついつい集計したりするのは後回しになり、継続して計測する数値ではないのかもしれませんが、我々が経営のご相談をさせていただく際には、まずそちらを確認いたします。

イメージとしては、診察する前の問診や検査のようなものでございます。
経営の数値を把握することにより、実患者数が増えているのか減っているのか、新規患者数が減っているのか増えているのかを確認します。
また、可能であればどういった疾患でったり、どういった地域から来ているのかも併せて分かるとなおよいです。

2,最もワクワクする数年後のクリニックをイメージする

その次に行っていただきたいことは

ご自身のクリニックがあることで
・どんな方に対して
・どのように関わることができて
・どういう結果になる
と、一番ワクワクするのかを想像していただきます。

開業された際に考えていたことや、かかりつけ医として行ってきた中で見えてきたこと。
その他にも一緒に頑張ってくれている従業員がどう思ってくれているのかなど。

様々な理想をイメージしていただきます。
全ての工程の内、この点が最も大切な部分です。

ただ、この際に注意していただきたいことは、「かっこいい目標」ではなく「ご自身がワクワクする目標」である方が良いということです。
やはりその目標に向けて努力をしてくため、ご自身が心からワクワクすることである必要があります。

どなたかに聞かれる訳ではありませんので、本心からの想いを是非イメージしていただければと思います。

3,数値としての目標を掲げてみる

漠然とした目標のイメージが出来上がったら、次は明確な数値のイメージに変換していきます。

例えば、3年後までに分院を2つ出すなどの大きな目標でも結構ですし
院内の患者様の復職率が80%を超えたいという数値でも結構ですし
はたまた、患者様からのお礼を言われる回数は3回/日などでも結構です。

ワクワクする目標のイメージが、現実のものとなった際の具体的な状況を数値で表す作業ができれば問題ありません。

分かりにくい場合には、患者様に喜ばれるクリニックを目指している場合には
実際に喜んできていてだけている人が増えていることが大事ですので
レセプト枚数を100枚プラスを目指すなどの目標でも良いかと思います。

4,そのためにこの1年や1か月で何が出来るのか具体的に考えてみる

数値の目標が決まってしまえば、後はそれをかなえる覚悟が大事です。

目標を立てることで満足してしまうことも多く、半年ほど前にお話しさせていただいた後、再度ご連絡をいただくと「実は何にもまだ手をつけていなくて。。」というお声をよくいただきます。
普段の診療の忙しさは尋常ではなく、休みなく7時間8時間連続で人の話を聞き続けることはとても大変だということは重々承知しております。

そのため、この1か月でやるべきことを1つだけ考えて、それだけ実行していただくという手法で皆様にご提案するケースが多いです。

もちろん、我々がご契約させていただいている企業様には我々コンサルタントが直接現場のスタッフさんと話をしたりして施策を進めるというケースが多いですが
いわゆる事務長的なポジションで先生の意図を組んで、その上で実行のフォローまでしていけるスタッフがいることはごくごく稀です。
したがって、すべての音頭を取るのは院長先生になります。

そういったことを踏まえると、月に取り組める施策は1つか、多くても3つ程度です。
それ以上を目標にしてしまうと、「やりきれなかった」という後悔の方が大きくなり、次第に施策を考えることが億劫になります。

以上を踏まえると、やはり「当月に行える施策を1つ考える」ということがベターです。

5,毎月定点観測する日程を決める

取り組む施策を1つ決めていただきましたら、最後は自身にフィードバックをする日付を決めていただければ完了です。

日々お忙しい中で、振り返る時間を設けておかないと、ずるずると2ヵ月3か月がたち、気が付けば半年がたちます。
そのため、お忙しいこととは思いますが、1か月に1回は振り返る日を事前に設けておくことが大切です。

例えば、船井総研とご契約をさせていただいている企業様ですと
月に1回ご訪問乃至はZOOM等での会議をさせていただいておりますので
現状の把握と過去の施策の結果を数値的にも体感的にも見返す時間を設けさせていただいております。
そういった際に「船井さんが来るからちゃんとやらなければと思って昨日からちゃんと取り組みました」などのお声もいただきます。

こういった外部の企業を上手く使うのも一つの手でございます。

他にも、ご契約されている税理の先生が来るたびにそういったことまで考えるなどを行い、自分以外をトリガーとして考える機会を設けるなどしていただければと思います。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。

是非、ご参考にしていただければと思います。

私個人の目標ではございますが、毎週1回コラムを執筆することを今年の目標として掲げましたので、2月からは毎週コラムを配信できればと考えております。

今後は、素晴らしい経営者様の取材の記事であったり、我々からの最新事例であったり、具体的な取り組みのご提案であったりと、様々なことを発信していく所存です。

また、最後にご案内でございますが、毎月3名まで無料での経営のご相談をお受けしております。(※1名様1回限りでお願いしております)
ご興味のある方は、船井総研の経営相談問い合わせ窓口までお問い合わせくださいませ。

どうぞ本年度もよろしくお願い申し上げます。

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この記事を書いたコンサルタント

野中 達裕

早稲田大学を卒業。船井総合研究所に入社。看護師、理学療法士、放射線技師、医療事務などの専門職採用に注力し、小規模から大規模の法人の採用まで規模に合わせた幅広く実績を持つ。また、現場での勤務経験を活かし、医療現場の生産性向上のための診療効率化に対する提案に定評がある。

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