耳鼻咽喉科向け5分でわかるSEO対策
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いつもお読みいただきありがとうございます。
ここ最近Googleのサイトを評価する基準(アルゴリズム)が大きく変動しています。
これにより、検索結果の順位が大きく変動しています。
クリニックによっては、
「自院の名前を入れても検索結果の1ページ目に出て来なくなった」
「新患の予約が減少傾向にある」
といったような状態に陥っていることもあります。
多くの患者さん、特に60歳以下の方は、クリニックをネットで検索して探す人が大半なのではないでしょうか。
こういった状態においては、自院のサイトが検索結果の何番目に表示されるかというのは、ダイレクトにクリニックの経営に影響を与えます。
現状、検索上位に出ていない耳鼻科クリニックはもちろんですが、上位表示されている耳鼻科クリニックも今後急激に検索順位が下落する可能性があります。SEO対策を知っておくことは、今後の耳鼻科クリニックを運営するうえで重要です。
そこで、今回はSEO(Search Engine Optimization)について簡単にお伝えいたします。
SEO対策とはGoogleやYahoo等の検索エンジンで検索された際にwebサイトが上位に表示されるように対策を行うことを言います。
1、SEO対策とはGoogle対策である
Yahooの検索エンジンはGoogleのシステムを使用しているため、基本的にはGoogleにおいて上位表示ができる場合はYahooにおいても上位表示されるのです。
したがって、Googleがどのようなサイトを良いサイトと評価しているのかを知る必要があるのです。
2、googleは何を基準にサイトを評価しているのか
それでは、どういった評価基準に基づいて検索結果は決まっているのでしょうか。
これがわかれば、それに沿ってサイトを作ればよいのですが、Googleがどのような基準でサイトを評価しているかは公開されていないのです。
では、どうやってSEO対策をしていくのか。
それには、Googleの理念を理解する必要があります。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
このようなことを把握したうえでSEO対策を行うことで、本質的なSEO対策を進めていくことができます。
「1」では、「当初からユーザーの利便性を第一に考えています。」と述べています。ユーザーつまり患者さんにとっての利便性を追求することで良いサイトとして評価されます。
「3」では、サイトの表示速度に関して述べています。患者さんが検索結果から自院のサイトをクリックした際に、ホームページが表示されるまでの時間が早い方が良いサイトとして評価される傾向にあります。
ホームページの表示速度を調べるにはGoogleが公式提供している「PageSpeed Insights」を活用することで表示速度とどのように対策したら良いかを提案してくれます。
このように、Googleが掲げている理念を紐解いていくことで、SEO対策の方向性がわかってきます。
具体的な手法は様々ありますが、SEO対策において「ユーザーにとっての利便性を第一に考える」という本質は変わりません。
患者さんが自院のサイトに来るときに「どんなキーワードで検索しているのか」「どんな意図があってそのキーワードを使用しているのか」「そのキーワードを使用する人はどんな情報を必要としているのか」こういったことを考えてSEO対策を考えてみてください。
そうすると、追加したほうが良い内容やもっと目立たせた方が良い部分などなどが出てくるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。