新規患者数に着目して施策を考えましょう

2020年09月09日 (水)

科目:
耳鼻咽喉科
コラムテーマ:
経営計画/経営管理

こんにちは!船井総研の井上です。

クライアント先の経営数値を見ていると、エリア・医院様によって違いはありますが、全体的な傾向としては、コロナの影響による患者減が改善してきていると感じています。

とはいえ、まだまだ前年比でプラスになっていない医院様も多いと思いますし、今後コロナが再び猛威をふるえば、強い受診控えが起こる可能性も否定できないため、業績アップのための施策を打っていかなければなりません。

ただ前提として、これから秋・冬に入っていく中で、コロナ・インフルが増えていくことが考えられますので、まずは院長先生・スタッフさん・患者さんの安全を第一に、またクラスターが発生しないように気をつけることが肝要です。

本題に入ります・・・

 

患者数に関する経営数値として下記のようなものがありますが、全体の患者数を伸ばすためには、「新規患者数」に着目する必要があります。
〇延べ患者数
〇実人数(レセプト枚数)
〇初診数
 〇新規患者数
 〇再初診数(お久しぶり)
〇再診数

売上がじわじわ減っている医院様の経営数値を見ると、売上が減っているタイミングよりも少し前から、新規患者数が減ってきていることが多いです。
逆に、売り上げが右肩上がりの医院様は、新規患者数がしっかりと伸びています。

まずは、新規患者数の推移を確認していただければと思います。

 

3月からコロナによって新規患者数が大きく減っている医院様がほとんどで、その中でも再初診数(お久しぶり患者数)を増やす取り組みや、単価を上げる取り組みを行うことで売上を回復することができている医院様もあるかと思いますが、新規患者数が増えないことには、じわじわとレセプト枚数が減少してしまいます。

大きく減った患者数を戻していくためには、今までよりも集患施策を強化しなければなりません。

例えば・・・
・HPをリニューアルしてデザイン性を高める
・HPをスマホ対応にする
・疾患説明ページなど、HPの中身を充実させる
・疾患説明などの動画コンテンツを作成する
・SNS(インスタ・facebook・LINE公式アカウントなど)を活用する
・リスティング広告(Google広告・Yahoo広告)を行う
・SNS広告、バナー広告を行う
・ポスティング広告を行う
・Googleの口コミ点数を高める、返信をする
・口コミを高めるために、医師・スタッフの接遇を強化する
などの施策がございます。

先生方の医院の集患施策はいかがでしょうか?
一度、現在行われている新規患者数を増やす取り組みを確認し、何にチャレンジするかご検討下さい。

・何から行えばいいかわからない
・一度集患対策について相談したい
という先生は、無料経営相談も可能ですので、お気軽にご相談下さい。

コロナ禍で厳しい状況が続いているかと思います。
無料経営相談は限られた時間(30~60分)とはなりますが、精一杯お役に立てるようにアドバイスさせていただければと思います。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いたコンサルタント

井上 駿

プロフィール詳細

入社後、クリニック、法律事務所のコンサルティングを行ってきた。
現在はクリニックのコンサルティングに専門特化し、耳鼻咽喉科コンサルティング部隊の統括を行っている。
webマーケティングを活用した集患サポートや、スタッフマネジメントを通じた診療効率化サポートを得意とし、多くのクライアントから高い信頼を得ている。

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