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いつも「めでぃまが!」をお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の名雪でございます。
昨今、多くの医院様は「スタッフ採用」にお悩みかと思います。
それは当然で、(地域にもよりますが)働き手はどんどんと少なくなっていく一方、医療機関は増加傾向、
さらには他の業種も採用を積極的にかけているのですから、
採用は年々難しくなっております。
そこで、今回めでぃまが!では、改めてスタッフ採用の考え方を見直すために、
タイトルにもある通り
「採用成功率=雇用条件×(〇+△+◇)」
という式のような考え方で、
採用における取り組みを整理してみたいと思います。
※あくまで採用の考え方をわかりやすくお伝えするために、式の形で表現しております。
絶対にこの式通りに採用が決まる、というわけではないことをご理解ください
採用が上手くいくために考えたい4つのポイント
①雇用条件
「働き方改革」「ワークライフバランス」という視点は、
最近のスタッフ(特に若い方)は重要視しています。
また、インフレが進んでいる直近では、
給与の設定は今まで以上にセンシティブなものとなります。
どんなに採用活動を頑張っていても、条件があまりにも悪ければなかなか求職者は
「ここで働きたい」とは思えません。
地域No1に良い条件、という設定はなかなか難しいのが現実ですが、
採用がなかなか上手くいかない場合、
周辺地域の求人と見比べてみてみるのも重要なことでしょう。
②媒体の選択
求人を掲載するにも、様々な媒体があります。
各種Webサービス、紹介会社、新聞広告、ハローワーク・・・
それぞれの媒体の良し悪しはあります。
また、ひとえに「Webでの求人掲載」といっても、
反響が良い媒体、そうではない媒体と、違いが大きいです。
有効な求人媒体を選択できているか?というのはなかなか分かりにくいものですが、
採用が上手くいっていない場合は媒体の見直しも良いかもしれません。
③媒体の使いこなし
「各種サービスに求人を載せるだけ」ではいけません。
それぞれの媒体の特性を生かした求人の文言のライティング、
備わっている機能の有効活用、
さらには各種媒体から応募があった時の採用フローの構築など、
求人の載せ方・掲載した後の動きで、採用の結果は大きく変わってきます。
④”魅力ある職場”発信
条件以外にも、魅力的な職場づくりと、その発信によって、
採用の結果は大きく変わってきます。
自院のホームページ(採用ページ)に使われている画像1枚を考えても、
”魅力ある職場”のように思えるようなものを使うことができているか?
最近では、Instagram等のSNSで採用が決まることも少なくありません。
「このクリニックで働きたい!」と思えるような情報発信をすることは、
採用にとって間違いなくプラスに働きます。
採用に関わる見直したいポイントを4つ、簡単に解説させていただきました。
もちろん、それ以外にも考えるべきポイントはありますが、
今回の「めでぃまが!」が先生の採用のお悩みへ、少しでも役立てば幸いです。
また、もっと詳しく採用について相談したい!ということがありましたら、
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今回、めでぃまが!は以上となります。
次回もお楽しみに!
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この記事を書いたコンサルタント
名雪希望
東京大学を卒業後、船井総合研究所に新卒入社。現場に徹底的に入り込みながらも、医院経営数値をしっかり把握・分析し、現場の抱える悩みを一つ一つ解消していく。社会保障制度に精通し、時流を読んだ提案を行う中で、特に医院で推進が難しいデジタル化支援に強みを持つ。