【耳鼻科の先生方へ】地域”超”一番クリニックは何をしているのか?

こんにちは!船井総合研究所の佐野です。
いつもめでぃまがをお読みいただきありがとうございます。

今回は「耳鼻科の目指すべき姿」という経営戦略的なテーマでお送りいたします。

人口減少やエリアによっては競争が進んでおり、最近はひと昔前のように開業すれば自然と患者さんが集まるという状況ではなくなりました。
また、ネットの普及で情報も容易に得ることができ、自分に合ったクリニックを「選ぶ」時代になりました。

こうした中で、これまで通りのやり方を続けているだけでは、気づかないうちに他のクリニックとの差が生まれてしまう可能性があります。

このような状況を踏まえて、「これからどう舵取りをしていくべきか」という、
経営的な課題を考えなければなりません。
しかし、見方を変えれば、これは新しい取り組みを始める絶好の機会とも言えます。

地域超一番になるための”2つのテーマ”

今こそ耳鼻科が取り組むべきなのが、次の2つの本質的なテーマです。

・他が真似できない、自院だけの「強み(ブランド)」を明確にすること。
・クリニックを応援してくれる「ファン患者層」を増やすこと。

〇自院のブランドについて
「ブランド」というと難しく聞こえるかもしれませんが、
要は先生のクリニックが大切にしていることや、他にはない良いところを、
患者さんに分かりやすく伝え、共感してもらうことです。

大切なのは、まず競合となるクリニックを分析し、周囲がまだ手掛けていないことや、
既に自院が持っているけれど十分にアピールできていない強みを見つけ出し、
そこを徹底的に磨き上げることです。

これは、選ばれるクリニックになるための鉄則です。

〇ファンづくりについて
「ファンづくり」で最も重要なのは、患者さんの満足度を上げることです。
もちろん、「的確な診断と治療で治る」「待ち時間が短い」といったことは大前提として重要だと思います。

しかし、それだけでは「また来たい!」と強く思っていただくには不十分かもしれません。大切なのは、患者さんの期待値を少し超える「+α(プラスアルファ)」の体験を提供することです。

例えば、
・先生やスタッフが患者さんの名前を覚えて声をかける
・院内に季節感のある装飾を施して和やかな雰囲気を作る
・お子さんが喜ぶようなちょっとした工夫をする

上記のような特別な体験を提供することで、
「このクリニックに来てよかった」という感動が生まれます。
そうした一つひとつの積み重ねが、熱心なファンへと育てていくのです。

そして、今回のセミナーでは、まさにこの「ブランド化」と「ファンづくり」を高いレベルで取り組み、
地域で圧倒的な支持を得ている坂井耳鼻咽喉科の坂井先生をゲストにお送りいたします。

本セミナーではブランド化とファンづくりをはじめとする「クリニックの磨きこみ方」や「スタッフのマネジメント法」をはじめ、
「診療効率化のオペレーション」についても、お話いただきます。

今回は、お忙しい先生方のために、東京・大阪の2会場での開催となります。
各会場ともお席には限りがあり、すでに多くのお問い合わせを頂戴しておりますので、
ご興味がある方はお早めにお申し込みください。

この記事を書いたコンサルタント

佐野 徹

慶應義塾大学商学部 卒業。
新卒で船井総合研究所に入社。
大学では経営学を専攻し、人オペレーションにおける最適配置について学んでおり、効率化を目的としたオペレーション改革を得意としている。
入社以来、医療クリニックのコンサルティングに従事し、クリニックが抱える問題の解決に取り組んでいる。

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