【要注意】その経営判断、数年後の命取りに?今すぐ見直すべき危険なポイント

2025年08月05日 (火)

科目:
脳神経外科 脳神経内科
コラムテーマ:
経営計画/経営管理

いつもめでぃまがをお読みいただきありがとうございます。
脳神経外科・脳神経内科クリニックを取り巻く環境は急速に変化しており、
次の一手を考えている先生も多いかと存じます。

今回は我々がご相談をお受けする中で、
経営判断として「これは危険」と考えるポイントを解説します。
では具体的に、どのような状況が「危険」と言えるのでしょうか?

危険なポイント①情報を受け身に集めている

開業時や経営をしていく中で、経営者である先生のもとには、さまざまな情報が集まってきます。院内のDXツール、最新の広告媒体、経営コンサルティングの案内…。

一見、診察業務に集中できる理想的な環境に見えるかもしれません。

しかし、外部から入ってくる情報のほとんどは、その企業自身の商品・サービスをお勧めする情報です。
もちろん、それらの商品やサービス自体が素晴らしいものであり、集患や効率化、省人化の実績があることは事実です。

問題は、それが「今、先生のクリニックが抱える経営課題」に直結するものとは限らないということです。

新しい取り組みを続けているにも関わらず、なかなか結果が伴わないと感じる時、それは「商品・サービスありき」の選択になってしまっている可能性があります。

これからの時代に求められるのは、「どんな診療スタイルで、どのような医院・売上規模を目指すか」という自身のビジョンから逆算し、「今」必要なものと「今後」必要なものを見極めて、自ら情報を取りに行く経営スタイルです。

危険なポイント②相談する相手を間違えている

実は、我々が過去様々な経営者からご相談をお受けする中で、
これが「最も経営が伸び悩むポイント」となっています。

多くのクリニック経営者の相談先は、「身近な医師」または「身内」であることが多く、
もちろん、親身になってアドバイスをいただけているケースが多いのですが、

果たしてその「相談相手の言葉」は数年後の経営規模や目指す経営スタイルから逆算したアドバイスになっているでしょうか。

例えば、「ホームページは安く済ませたほうが良い」という、最もよく聞くアドバイス。

多くの患者様がインターネットでクリニックを探すこの時代に、ホームページは「ただの飾り」でしょうか?

多くの患者様がインターネット上でクリニックを探すこの時代に、
そのアドバイスをくれた方は、経営に成功しているのでしょうか?

ホームページは、お客様である患者様が、実際に来院する前にクリニックについて知ることができ、こちらが事前に注力できる唯一の媒体です。

つまり、ただ一人しかいないクリニックの営業マンということになります。
どれだけ検索が上位に上がったとしても、インターネット経由の患者様はその営業マンからクリニックについてプレゼンを受けるということです。
では、この営業マンに投資をしないという選択は本当に正しいのでしょうか。

当然、ホームページ作成の価格が高ければいい、という話ではございません。
最も大切なのは【どんなホームページが集客できているか】です。
加えて更新のしやすさや、管理コストなども気になってきます。

では、一体誰に相談すれば良いのでしょうか。

【経営に関するアドバイスは、同じ経営者から、ではダメ】

経営に関するアドバイスは、ご自身がモデルとしたい経営者から
これがもっとも確実です。

これから直面する悩みや現在進行中で悩んでいることについて、
誰からアドバイスをもらうか

同じような悩みを抱えている人、既に解決している人として、
他の経営者からアドバイスをもらうのが最善の選択肢となります。

今後、
どんな経営スタイルをめざしていきたいですか?
売上規模はどれくらいが目標ですか?
ではそれは、具体的に何年以内ですか?
それを達成した後は、何を目指したいですか?

具体的に答えられない、イメージが湧いていない、院内に向けて発信ができない

こういった課題に対して我々は、
「ご自身のモデルとなる経営者・クリニックを見つける」ことを強くお勧めしています。

ご自身にとってのモデル企業を見つけることで、
現状とのギャップが明確になります。
そして必要な取り組みや人材、売上が明確になることで、発信する情報も具体的になり、
目標に向かって経営に取り組むことが可能になります。

弊社は「経営研究会」という形で、
この経営者による経営者同士の意見交換、モデル企業探しをサポートしています。

周りとは違った視点からアドバイスが聞いてみたい、
成功しているクリニックはどんなことに取り組んでいるのか知りたい
上記に該当する先生は、是非一度、弊社の研究会へお越しください。

また、
日々の診療に追われて、ゆっくり考える時間がない
このようなお悩みの先生も、是非ご参加ください。
お一人で悩むよりも、既に解決済みの経営者からアドバイスをいただいたほうが
早く解決につながります。

初回参加無料!脳神経分科会の2025年9月例会のご案内




ここまでご紹介してきた「内科経営研究会脳神経分科会」の9月例会日が近づいてきました。
9月例会は、9月7日(日)(弊社東京本社)にて、開催いたします。
《下記に当てはまる方は、無料ご招待!》
本研究会に初めてご参加される脳神経外科・脳神経内科クリニックの理事長・院長のみなさま
《日程》 9月7日(日)
《時間》 11:00~16:30
《開催場所》 船井総研グループ 東京本社 『サステナグローススクエア TOKYO』 〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35F
《当日のスケジュール》
本研究会では、全国の脳神経外科・脳神経内科クリニックの経営者様同士の情報交換(情報交換会)に加え、成功されているモデル経営者様によるご講演(ゲスト講座)や弊社コンサルタントより脳神経外科・脳神経内科クリニック業界に関する講演(船井講座)を行っております。
次回の9月例会のスケジュールは以下の通りです。

①ゲスト講座
【講師】
社会福祉法人 風の森 
主事 野上美希氏
【タイトル】
「働く社員が誇りを感じる組織作り」

【講座内容】
・残業時間0のゆとりのある保育を実現した働き方改革の実践方法
・出産後就業継続率100%を達成したモチベーションアップの仕組み
・採用強化につながるブランディング手法

【講師プロフィール】
社会福祉法人 風の森 
主事 野上美希氏
東北大学工学部卒。シンクタンク、人材会社にて人材紹介事業の立ち上げに従事した後、自身の妊娠を機に2009年、学校法人 野上学園久我山幼稚園の運営に携わる。子育てひろばや学童保育、社会福祉法人風の森を立ち上げ、6つの認可保育園を開設。現在は児童発達支援、病児保育、一時預かり等の多機能化も実現。保育者の働き方改革を業界に先駆け10年前より実践し、全園で国基準の 2 倍以上の保育士確保を実現。採用難の業界の中、中途採用倍率17倍の厳選採用を実現している。
令和3年度東京都女性活躍推進大賞、グレートカンパニーアワード2023『働く社員が誇りを感じる会社賞』受賞

②船井総研講座
【テーマ】「脳神経外科・脳神経内科クリニックのWeb集患」

③情報交換会
脳神経外科・脳神経内科クリニックの理事長・院長同士が、情報交換や質問をする場です。
対面型だからこそ実現する、超高密度な経営者向け情報交換会であり、毎回、熱気がある議論が行われております。
本やネット上では得られないアイデアやヒントを得たり、失敗した事例の話も聞くことができるまさに「経営のリアル」を学べる場です。

脳神経外科・脳神経内科クリニックに特化した勉強会である「内科経営研究会脳神経分科会」のご案内は以上です。

お試し参加の参加費は無料です。定員に達し次第締め切りとなりますので、お早めにお申し込みください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
次回の「めでぃまが!」もお楽しみに!

⇑ 5行目”提出ボタン”を 「原稿確定」 に変更 ⇑

自動で、”原稿提出通知メール”が届きます。
作成開始いたしますので、テストメールをお待ちください。

同じテーマで記事を探す

この記事を書いたコンサルタント

田﨑 麻鈴

無料経営相談のお問い合わせ
contact us

WEBからのお問い合わせ

お問い合わせフォームはこちら

お電話でのお問い合わせ

0120-958-270 (受付時間 平日9:00~18:00)0120-958-210 (受付時間 平日9:00~18:00)

病院・クリニック経営.comを見たとお伝えください。

デジタル化戦略レポート

×
医療・介護向けM&A

×