貴院では、採用活動について、次のようなお悩みを抱えていませんでしょうか?
「求人を出してもなかなか応募が集まらない…」
「募集はしているが、どこから改善すればいいか分からない…」
労働人口の減少が進む現代において、
採用はもはや「とりあえず求人を出す」だけでは
応募が集まらない時代になってきています。
特に、求人媒体に出して応募が来るのを待つだけの「待ちの採用」では、
自院が求める人財との出会いが難しく、
求人コストはムダになり続けるかもしれません。
日々の診療業務や運営業務を行われている中、
なかなか採用だけに多くの時間を割けられていない場合も多いかと思われますが、
自院にマッチした方の応募を増やすためにも、
ぜひこの機会に、採用フローを見直し、
「応募が来る仕組み」を構築していきましょう。
採用を「点」から「線」へ!応募獲得から定着までを繋ぐ戦略フロー全体像
採用成功への最適な道筋は、
採用活動を「点」(単発の求人出稿)で終わらせず、
「線」(戦略的なフロー)として明確に整理することから始まります。
このフローを理解することが、応募数が増えないボトルネックの特定に繋がります。
採用活動のフローは、以下の6つのステップで構成されます。
1. 認知・発見:求職者に貴院の求人情報を知ってもらう施策。
2. 興味・関心:数ある求人から貴院の情報を選んで読んでもらう施策。
3. 検討・比較:他院と比較された際に「ここに応募したい」と選ばれる差別化戦略。
4. 応募:応募書類提出。クリニックは選考対象者を効率的に絞り込む。
5. 選考面談:適性・能力の評価。自院にマッチした人材かを見極める。
6. 定着評価:内定者が入社後も長く活躍できる環境を整える。
このフローの中で、
応募数を増やし、自院にマッチした人材を選び抜くために、
今回は2つの戦略的ポイントをご紹介します。
【応募数を増やすための戦略的ポイント】
✓ 求職者の「興味・関心」「検討・比較」段階を強化する
求職者は求人票を見た後、AクリニックとBクリニックのどちらにしようか比較検討します。
ここで貴院が選ばれるためには、競合対策を行った求人票作成はもちろん、
採用サイトの作成や医院ブランドの構築を通じて、
地域で一番レベルの長所を魅力的に表現し、強みを持つ必要があります。
✓ 応募への「最速の対応体制」を構築する
応募を「まずはここに応募をしてみよう」と考える
求職者の行動を無駄にしないためにも、
採用体制の構築(即レス・即面接)や採用担当者の確立が不可欠です。
応募に対する連絡や対応力が、応募数と応募の質に大きく影響します。
これらのような施策により、
応募数のボトルネックとなっている箇所を改善していくことが、
自院にマッチした方をスムーズに採用できる体制の構築につながります。
さらに、「永く働きたい」と思ってもらえる環境を整えることで、
働く前と後で期待値がぶれない定着を実現できます。
今回は、応募数を最大化するための
採用におけるフローと戦略的ポイントを二つお伝えいたしましたが、
これらは採用成功のための戦略の一部分にしか過ぎません。
「もっと採用戦略について深く考えたい」
「応募数を増やすための具体的な手段を知りたい」という方は、
ぜひ、2026年1月に開催するWebセミナー
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具体的な戦略を凝縮してお伝えいたします。
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みなさまのご参加、お待ちしております。
この記事を書いたコンサルタント

今 勝彦
札幌医科大学を卒業後、作業療法士として、急性期~回復期脳神経外科病で勤務。
現場での臨床や指導経験に加え、大学院での研究、学会発表等幅広い経験を持つ。
船井総研入社後は、臨床経験をもとにした業績向上、医療の質向上のために、運動器リハビリの立ち上げ、集患対策、マネジメントなど様々なコンサルティングを実施している。


