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ますます求められる初診対応
2022年は、4月以降HPVワクチンの積極的勧奨が開始され、不妊治療も保険適用範囲が拡大される見込み、オンライン診療の恒久化など、業界には少し大きな動きが増えてきます。
また新型コロナウイルスの感染拡大に左右される部分はありますが、また今年度は行政からの婦人科健診案内がコロナの関係で例年通り配布されなかった自治体もありますが、来年度は通常通り案内が届けられる可能性は高いかと思います。
そのような外部環境の中で、今年着目していきたいのは、初診への対応です。
クリニックにおける初診は、当然該当クリニックへの初診患者ということになりますが、産婦人科・婦人科にとって、当該診療科目初めての方が多い、というのが他科目と異なる特徴です。
弊社のコンサルティングのクリニック先でも、成人の女性患者さんで、産婦人科・婦人科にお世話になったことのない初診、という方が毎日来院されます。
「どのような症状で受診したらいいのかわからない」「通院までのハードルが高い」といった声から、「今まであまりお世話になる必要がなかった」という声もありますが、皆さん婦人科に初めて来院した、という方が多く改めて初診の方への対応の重要性を感じています。
女性の社会進出とともに就業者人口も2,968万人(2020年)とコロナもあり若干微減したものの、この10年ほぼ一貫して増加してきています。
そのような背景もあり、クリニックではエリアや開業年数に関係なく、初診は多い傾向にあり、その患者への対応が求められます。
HPでの初診対応は必須
初診の方のハードルを下げるためには、例えば予約方法や有無、ピル処方方法(内診するのか必要があるのか等)、パートナーとの来院対応に至るまで、なるべく記載をしていただき、”不安を減らす”ことが重要になります。
通常のクリニックでの来院方法や予約方法以外に、不安を取り除く項目はたくさんありますので、なるべく丁寧にホームページ上で事前説明してあげることで来院のハードルを下げ、来院しやすく必要があるのが、産婦人科・婦人科クリニックの特徴なのです。
同様に再診に対しても期間や頻度への丁寧な説明が求められますが、こちらは弊社メルマガ・コラムにて別の機会に記載しいたいと思います。
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この記事を書いたコンサルタント
野田 陽一郎
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