多様化する口コミ・レビュー
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近頃、Googleを筆頭に口コミが多様化する傾向にあります。
患者さんから頂く口コミは歓迎ですし、良い口コミだけでなく、悪い口コミも真摯に受け止めるべきところはあります。
仕組み上、クリニック側から返信できるサイトも多いと思いますので、余裕を見て返信されたほうがやはり良いのは間違いありません。
ただ、数や質によってはなかなか難しいと感じる先生も多いと思います。
最近、課題に感じていることは全国的に業者による口コミ、明らかな嫌がらせ口コミが増えています。
業者による口コミは言語道断、許されるべきものではありませんが、システム上書き込めてしまうサイトも多く、患者さんでなくてもレビューを書きこめてしまうところにその課題があります。
このような口コミは医療機関に関わらず、他の業界でも騒がれては規制が強化されるなど歴史があります。
飲食系の口コミサイトも、店側による良いレビューの書き込みなどの問題を経て、個人認証をするようになりました。
大手ECサイトも、個人認証をして、自社サイトからの購入者の表記などを追加するようになりました。
ただ、多くのサイトが結局は、利用者、購入者でなくてもレビュー投稿ができる仕組みのまま、事業者側が弱い立場にあります。
多くの方は利用後のレビューという流れで投稿していますが、一部嫌がらせや競合によるレビューと想定されるものも見受けられます。
その他にクリニック都合でもったいないと思う評価の低い口コミもあります。
産婦人科・婦人科においては、付き添いの制限や方法、立ち合いや婦人科での付き添いなど病院やクリニックによっても異なり、時期によっても柔軟に対応を変更いただいていると思います。それらの告知不足や提示ミスによる低評価レビューなどはもったいないと感じます。
そうしないためにも、ホームページはもちろんのこと、院内掲示、LINE・インスタグラムをはじめとしたSNSでの発信もリアルタイムで発信していく必要があります。
口コミやレビューが気になる度合いは先生方それぞれだとは思いますが、口コミ・レビューの大概は結果論ですので、通常であれば読者の先生方のクリニックであれば良い口コミもいただけると思います。先述の一部の悪質なものを除き、もったいない低評価口コミなどは減らせるよう意識していただけるとよろしいかと思います。
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この記事を書いたコンサルタント
野田 陽一郎
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