このコラムは産婦人科・婦人科のクリニック経営のポイントを定期配信しているコラムです。
地域の医療体制、スタッフ充足状況も全く異なるのがこの科目ですが、少しでもご自身のクリニック経営に置き換えていただけるよう執筆しています。クリニック経営に関する無料経営相談も1院1回のみですが、受け付けておりますので、クリニック経営にお悩みの先生は、是非ご利用ください。
クリニック方針を明確に
分娩の有無、不妊治療の有無などはもちろんのこと、産婦人科・婦人科では、クリニック方針が経営に大きく影響します。
これは何をするかが良し悪しという話ではもちろんなく、新しい臨床、新しい技術が日々出てきている科目ですので、患者さんもそれを理解してご利用いただく必要があるということです。
産婦人科、婦人科のクリニックの院長にお話しをお聞きしていくと、こだわりを持って診療に当たっている先生が多いのですが、それをうまく患者さんへお伝えすることができずもったいなさを感じるクリニックも多いと感じています。
弊社にコンサルティング依頼をいただいているクリニック様にはそのあたりはしっかり伝わるように告知をしていっていますが、それでも当院の方針を患者様に的確にお伝えしていく難しさを感じています。
まずクリニックの方針はどんなものなのかということですが、明確でわかりやすいものでは、診療科目があります。
そんなこと当然と思われるかもしれませんが、実はクリニックにいただくお声・口コミで以外と多いのがこのあたりということもあります。
特に婦人科で妊婦をどの段階まで診てもらえるのか、分娩施設での里帰り出産はどこまで対応してもらえるのか等です。
コロナ禍で特に不安視する妊婦さんも多く、初期の段階でそれは告知する必要があります。初期は診てもらえるものの、初期以降の対応はどうなっているのか等も初診来院前に言えることがかなりあります。
分娩施設でも助産師の役割などは告知したい項目になります。どういったタイミングでどうフォローしてもらえるのか、その役割自体もまだまだご存じない初産婦もいらっしゃいます。当院ではどういった体制になっているのかを知ってもらえるような努力が求められています。
今は紙媒体だけでなく、HPはもちろんのこと、インスタグラム等のSNSでも知っていただく方法は様々ありますので、上手に活用いただいてクリニックの方針認知をしていただければと思います。
診療の現場に入っていると、
クリニックの課題、伸ばすべきポイント等、
※基本的にはオンラインで1時間程度を想定しております。
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/form01/inquiry-S033.html?siteno=S033
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この記事を書いたコンサルタント
野田 陽一郎
安定した医院経営のお手伝いをしております。
医院の状況、院長の想いに合わせたアドバイス・現場での実践を得意としております。
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