船井総研を知ったのは集患のセミナー案内を見たのが最初です。その後、勉強会(クリニック経営研究会)の一日体験に参加しました。その日のゲスト講師だった大阪の眼科の先生にお手紙を書いたところ、資料を沢山お送りいただいてうれしかったのを覚えています。
2013年にクリニックを開業してから、私には診察以外に考えねばならない事がいくつもありました。自院のホームページ、スタッフ教育、診療体制・・どれも改善したいと思いつつ、じっくり考える時間が持てず、何から手をつけていいか分からない状態だったのです。しかし、クリニック経営研究会に入会して定期例会に通い始めてから私の課題は一つ一つ解決していきました。コンサルタントの方からノウハウを教えてもらい、会員である他のクリニックの先生方からはいろいろな事例を聞き、それらの生きた情報が自院の改善にすぐに役立ちました。外来数、新患数、白内障オペ件数は毎年増えていますが、クリニックの運営をシステマチックに変えたことでスタッフに任せる部分が増え、マネジメントに時間が割けるようになりました。外来コマ数を減らして体力もセーブできた分、自分の理想とする外来とは何かを落ち着いて考えることができ、医療の質をさらに上げられるようになったのが一番の変化かもしれません。
スタッフに対しては大切に思う気持ちと感謝を確実に伝えるように意識しています。それが実を結んだのか、彼女達のこちらの意図を汲んで、行動に変えるスピードがとても早くなり、私が思う理想的な対応を自然とやってくれるようになりました。スタッフに新しい仕事を任せると、スタッフも自信がつく、良い循環ができたと感じています。求人についても船井総研からアドバイスをもらって応募数を増やすことができました。
地域を走るバスには今、当院の車内アナウンスが流れています「優しさ一番、笑顔も一番、三茶の眼科は、はるやま眼科」。私はこれからも患者さんに一番信頼される眼科クリニックであるために学びながら、スタッフと共に最新の医療とサービスを提供できるよう頑張っていきたいと思います。
[所属研究会]クリニック経営研究会 眼科分科会 会員