しろひげ在宅診療所様

  • 内科(在宅)
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更新日
執筆者内科・医療支援部
コラムテーマ取材レポート
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今回は江戸川区瑞江にある「しろひげ在宅診療所」院長 山中光茂先生にお話を伺ってまい りました。山中先生は“地域医療貢献”という強い志しをもって江戸川区の在宅医療に取り組 まれています。その中で医療だけではなく“地域貢献”・“社会貢献”にも熱い想いをもって取 り組まれております。 当社の取材日にもテレビ局が取材に来られ笑顔で対応されておりました。 日々の在宅医療だけではなく、このように至った経緯やどのような活動をされているのか について詳しくお話いただきました。

 

 

●診療所の沿革をお聞かせください 2018年10月江戸川区に縁もゆかりもありませんでしたが医師1名、看護師3名、事務職4名の総勢8名で「しろひげ在宅診療所」を始めました。 「真面目に在宅診療をする」ということをみんなで共有し5年経った今でもその考えは変わりません。現在では職員総勢180名となり、常勤医師は15名います。すべての職種で非常勤の職員はおらず、全員が責任を持って日々の業務に取り組んでいます。開院当初から「患者様やそのご家族様の価値観に寄り添う」ことを大切にしており、患者様のことを全職員に共有するために朝のミーティングは欠かさず行っています。また地域の介護職の方々にも積極的にこちらから連絡しコミュニケーションを怠らないようにしています。真面目にそして職員ひとり一人が責任を持って取り組んだ結果、患者様の数は約1500名になりました。

 

●開院から5年でこれだけの規模の患者数・職員数へと成長されていますが何か工夫をされたのでしょうか
正直に言いますと開院時からの“真面目に”を実行してきただけだと思っています。24時間365日対応としながらもしっかり対応できていない医療機関があるのが実際です。年間往診数10件未満、看取り4件未満の在宅診療所が7割以上を占めているのが現状です。当院では年間緊急往診数1,319件、在宅看取り233件と看取り率は85%を超えています。 特別なことをしたというのは一切なく日々「患者様のために」ということを全職員が第一に考え取り組んでいます。 そういったことが理由かはわかりませんが、患者様、そのご家族様から新たに患者様をご紹介いただくことがあります。また地域の介護職の方々からのご縁もあり患者様をご紹介いただくことが多いです。その分、信頼をされているんだなと思い期待に応えられるよう取り組んでいます。

 

 

●社会貢献活動にも力を入れられていますが具体的にどのようなことをされていますか   当法人は4つの事業所・10の部署があります。その中で社会貢献部(しろひげ・べーす)があります。しろひげ在宅診療所は“地域に育てられ支えられている”と思っています。ひきこもり対策や地域イベントへの参加など地域・社会への貢献活動を積極的に展開しています。近隣の養護施設や保育園などへ講演するなど地元の診療所として親しみを持ってもらうとともに交流を深めています。また就労体験ができる「駄菓子屋居場所 よりみち屋」を運営。ひきこもり当事者の社会支援をする場だけでなく、地域の人々が訪れる憩いの場としても活用されています。さらに地域の方々の医療・介護・福祉のお悩み相談窓口を併設しています。スタッフはケアマネジャー、社会福祉士、精神保健福祉士といった専門職の他に、ろう者相談員、ピアサポーターが在籍しています。様々な悩みに寄り添い行政への窓口へつなぐ機能を担っています。

 

●最後に今後の展望をお聞かせください 今後も変わらず江戸川区を中心として求められる医療・介護に力を尽くしていきたいです。地域での責任と役割を果たすために24時間365日“在宅医療”に真摯に取り組んでまいります。そのためにも引き続き行政や地域の介護職種の方と連携し、ご自宅での生活をしっかりサポートし続けます。その上で地域貢献・社会貢献ができるよう今後も取り組みを考えております。看護小規模多機能型居宅介護、就労継続支援B型、VR遊園地などを現在予定しています。 遠方地域から私たちの考えや取り組みを学びたいと多くの声をいただいています。当院での経験を活かし開業した医師もいます。私たちの取り組みが全国に広がり、真摯に在宅医療に取り組むクリニックが全国に増えれば嬉しいです。 【しろひげ在宅診療所ホームページ】 https://shirohige.clinic/

執筆者 : 内科・医療支援部

全国の医療機関における成功事例を武器に、業績向上と強固な組織づくりを支援するコンサルタント集団です。集患対策・自費診療の活性化から、専門職の採用・定着まで、現場の課題を即座に解決。院長先生に寄り添い、地域一番の実績づくりを徹底サポートします。