目次
先生、こんにちは。
船井総合研究所の野中です!
今回の心療内科メルマガは、「心療内科の第二回目のご案内!」と題してお送りしたいと思います。
■今後の心療内科業界に関して
診療報酬改定の年度になりました。
様々なデータを見ていると
医師の数は増加傾向にあるが患者は減少傾向にあるため、患者の奪い合いが始まることが予測されます。
また、クリニックの数は増加傾向にあるが労働人口は減少傾向にあるため、従業員の奪い合いが始まることも予測されます。
2025年には患者の奪い合いが始まるというデータもありますし
厚生局は医師と患者のの需給バランスは2029年には変わるいうデータもございます。
そういった中では、長期的にクリニックの運営を続けていく為の対策が必要になってきます。
創業者の舩井幸雄は、企業が永続するためには
1,原理原則に従う(長所伸展法)
2,時流適応
の2つが非常に重要であると伝えておりました。
◆長所伸展法とは
船井流の長所伸展法とは
「長所を見つけて伸ばす」ということに尽きます。
具体的には
①患者数で一番多い疾患や治療法の1,2,3番目
②売上として圧倒的なシェアを占める疾患や治療法の1,2,3番
③売上の前年対比が、前年は100%だったが、今年は110%伸びている疾患や治療法
④売上の前年対比が、前年は90%だったが、今年は120%に伸びている疾患や治療法
⑤今年80%だったが、前年並みに伸びている疾患や治療法
をデータとして出してみるなどします。
そうして、自院の長所を探し、そちらの強化に取り組むことです。
◆時流適応とは
時流とは大きな業界全体の流れのことを指します。
短期的に流行ってはすたれる治療法などではなく、今後間違いなく主流となるものをキャッチアップすることが非常に大切です。
そのために、舩井幸雄は「 ビックリ現象 」を追うことを推奨しておりました。
ビックリ現象とは、言葉の通りでして業界内でのびっくりした現象を刺します。
ただ、こういったビックリ現象というのは常にアンテナを張っていないとなかなか情報を集めることができません。
気が付いた時には時流に乗り遅れるということもございます。
そのため、今回時流を知っていただくための「心療内科の研究会」を発足し
記念すべき第1回目を終了いたしました!
ご参加いただいた皆様より嬉しいお声も頂戴しております
「他院の取り組み事例が分かって自院の立ち位置が分かった」
「細かい加算の取り方なども先行事例があるので分かりやすい」
「自分たちの取り組みを褒めてもらえる場所でもあって嬉しい」
などなど。
◆心療内科の研究会とは
船井総研では、研究会を科目ごとに発足しており、現在医療系の勉強会では全国から300名ほどご参加いただいております。
こちらはセミナーとは異なり、研究会の会員様同士での双方向での情報交換が可能であり
勉強意欲の非常に高いドクターが多数在籍しておいでです。
また、なんといっても強みは「科目特化の勉強会」ということででございます。
医療全体ではなく各診療科目に特化している勉強会となり、この度心療内科でも発足いたしました。
具体的に話している内容は
・マーケティング
→院内広告・広報、ホームページ・スマホ、SNSなどによる集患・増患
・マネジメント
→組織・会議体系づくり、教育・研修、評価制度、マニュアル作成
・採用
→INDEED、ハローワーク、紙・WEB媒体、紹介会社の活用
・生産性向上
→診療効率化、自由診療導入、働き方改革
と非常に多岐にわたります。
明日から使えるノウハウばかりです。
初回は無料でご参加いただけますので、ご興味のある方は是非お申込みくださいませ!
ご参加いただけることを楽しみにお待ちしております!
心療内科の研究会発足!
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この記事を書いたコンサルタント
野中 達裕
早稲田大学を卒業。船井総合研究所に入社。看護師、理学療法士、放射線技師、医療事務などの専門職採用に注力し、小規模から大規模の法人の採用まで規模に合わせた幅広く実績を持つ。また、現場での勤務経験を活かし、医療現場の生産性向上のための診療効率化に対する提案に定評がある。