オンライン診療の準備はできていますか?

2021年01月06日 (水)

科目:
耳鼻咽喉科
コラムテーマ:
経営計画/経営管理 IT活用 診療効率化

先生方、こんにちは!
いつもめでぃまがをお読みいただきありがとうございます。

本日は耳鼻咽喉科クリニックにおけるオンライン診療についてお伝えさせていただきます。

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是非このような方はお読みください
・コロナの影響を受けて患者数が大きく減ってきている
・花粉症シーズンの患者数を最大化させたい
・オンライン診療の導入について悩んでいる
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目次
1、2021年の花粉症シーズンに予想されること
2、オンライン診療の位置づけ
3、対面診療と並行してオンライン診療を実施するために

 

2021年の花粉症シーズンに予想されること

2020年12月から全国的にコロナ感染者数が急増し始めました。
これにより、耳鼻咽喉科クリニックでは患者数が大きく減少している医院が多く出ています。

1都3県を対象に緊急事態宣言の発令もあり、また昨年のような花粉症シーズンにも関わらず患者さんが全然来ないという状況になることが予想されます。

このような状況になると患者さん心理として以下のような方が一定数出てくるのではないでしょうか。
「花粉症の症状を抑える薬が欲しいけど、コロナが不安だからクリニックには行きたくない」

こういった患者様に対して有効になるのがオンライン診療です。
このような患者さんに対してもしっかりと医療を提供していくためには早期にオンライン診療の準備を進めていく必要があります。

 

2、オンライン診療の位置づけ

オンライン診療の実施方法としては

「実来院患者さんの診療を優先しつつ、診療時間内の空いている時間でオンライン診療の対応を行う」

という形が良いでしょう。

 

現状のオンライン診療は診療単価が下がってしまうにもかかわらず手間もかかってしまう
というものですので、可能な限り実来院を最大化させた上で空いてしまう診療枠をオンライン診療で補填するという形が経営的観点から見ると良いと考えられます。

したがって、実来院の患者さんが多く来ていて、オンライン診療をしている暇がないという医院様はオンライン診療の優先順位は下げても良いでしょう。

また、オンライン診療の対象患者さんとしては以下のような方を対象に実施している医院様が多いです。

  • 受診歴があり前回と同様のアレルギー性鼻炎の症状を希望する方
  • 舌下免疫療法の再診
  • CPAPの継続治療の方

 

3、対面診療と並行してオンライン診療を実施するために

診療時間外にオンライン診療枠を設ける形はスタッフさんの負担を考えるとなかなか難しいのではないでしょうか。
診療時間外でも問題なく実施できる場合はそのような形が良いでしょう。

今回のメルマガでは、対面診療と並行して実施する方法に関してお伝えいたします。
対面診療と並行する場合のポイントは、医師の負担を最小限に抑えることです。
理想としては、医師にとって「対面診療とオンライン診療の違いは対面で患者さんが来るか、画面上でお話をするかだけの違い」というイメージです。

オペレーション的にスタッフさんに負担のかかるものになりますので早期に着手し、事前にデモ等を重ねる必要があります。

対面診療とオンライン診療を並行している医院様のオペレーション例をご紹介します

 

【オンライン診療予約】
①患者様がオンライン診療システムにて予約
②オンライン診療の対象になる患者様かスタッフさんが確認
③システムにアップされた保険証等をスタッフさんが確認
(アップされていない場合は催促のメッセージ送付)

【オンライン診療開始】
④スタッフによる前問診
(保険証等を画面上で確認、お悩みの内容を確認、薬局のご希望確認)
⑤医師によるオンライン診療
⑥システム上で決済を実施
⑦薬局へ処方箋FAX または 門前に手渡し または 患者様に処方箋郵送

 

ポイントとなるのは、「準備段階からスタッフさんを巻き込み、画面越しの診察以外の業務を完全に分業すること」です。
これができないと、診療時間中に実来院の患者さんの診察と並行して行うことは難しいでしょう。

新型コロナウイルスの拡大で、今年の春の繁忙期は厳しくなることが予想されます。
早期に準備に着手していただくことをお勧めいたします。

何から進めればいいか、わからずにお困りの際は、お気軽に私たちにご相談下さい。

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以下のようなお悩みをお持ちの方は是非ご活用ください

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オンラインでのビデオチャットを用いた形での実施となりますので、お気軽に実施いただけます。

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