在宅医療成長の為の3ステップ
2020年2月10日配信
いつもメルマガをご購読頂きありがとうございます。
船井総合研究所の松岡でございます。
皆様の医院では、在宅患者さんを何名くらい診療されているでしょうか?
本日は、患者数に応じた在宅医療の成長ステップをお伝えさせて頂きます。
*患者数は、個人宅患者数を目安としています。
STEP1:1名医師の内科医院で対応する(0名~50名)
- 1名医師で対応する場合、休憩時間などに訪問する事が多いかと思います。その場合、大体日当り3名訪問を行うと月間30名へ訪問診療を提供する事になります。
- 30名を超えると医師が診療に集中する体制つくりが必要になり、みなし訪問看護や在宅クラークの育成が必要になります。
- 集患方法としては、外来患者さんへの訪問診療導入が有効です。
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STEP2:医師を雇用し、在宅医療部門を立ち上げる(50名~100名)
- 医師採用と大きなターニングポイントです。医院の診療スタイルと合わなかい、そもそも応募がない等の課題があります。
- 医師採用を行う為、部門の収益化が必要になります。外部紹介を頂く為のマーケティングプランが必要です。
- また、院長の目が届かないところで、訪問診療が行われるので、診療品質などを担保する仕組み作りも重要です。
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STEP3:在宅医療専門クリニック化(100名~300名)
- この規模感になると、常勤医師数やスタッフ数が増えてくるため組織化や幹部作りがポイントになります。
- 法人のゴール共有する経営方針発表会、役職ごとの役割が明確化された組織図、幹部陣を巻き込んだ経営企画会議等、家業から企業・事業へ昇華させる取り組みが必須です。
- 市場性にもよりますが、1拠点大体患者数300名位を目安に、その先は、理事長のビジョンに適した形での分院展開や事業展開などへ進んでいきます。
1つ上のステップへ移行するごとに課題が発生しやすいかと思いますので、その際は、お気軽に無料経営相談窓口をご利用下さい。
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また、文中で紹介させて頂きましたセミナーでは、いらはら診療所の苛原理事長にご登壇頂きます。関心をお持ち頂けました医院様は、無料ダウンロード出来る詳細資料もありますので以下URLをご確認下さい。
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最後までお読み頂きありがとうございました。
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