2017年5月度 クリニック経営研究会

第１講座
船井総研講座
【最新事例を基に提言】科目別 実践事例

第1講座では、科目別に分かれ、各担当コンサルタントから最新事例を基に医院経営において今後重要となるポイントをお話いたしました。

【皮膚科分科会　担当講師：寺嵜 孔希】

繁忙期に向けて、きっちりと準備ができていますか？
医療脱毛の活性化に向けた確認事項

皮膚科では、繁忙期に向けてきちんと準備し、体制を整えることが重要となっています。当日は、弊社のクライアントが繁忙期に向けて、きちんとした準備をした結果、業績がアップした事例をご紹介しました。また、医療脱毛を活性化させるための3ステップとそれぞれのステップの確認事項も合わせてお伝えしました。

【耳鼻咽喉科分科会　担当講師：北里 淳】

高生産性医療の実現を目指すための
スタッフ戦力化・教育法について

診療効率化に向けた3つのステップをお伝えしました。その中で、マニュアル作成に焦点を絞り、マニュアルを作成することによって良い成果をあげたクライアントの事例をご紹介しました。

【整形外科分科会　担当講師：上藤英資、北垣佑一】

知ってたとしても再確認!!
身近な最新実践事例から学ぶ「効率的な診療オペレーション」＆「通所リハビリテーション」の実践事例

3月にお伝えした2017年に整形外科経営でフォーカスすべきポイントを改めて確認しました。また、「働き方革命」を実現するための、診療効率化の事例や2018年“以降”を見据えた通所リハの事例もご紹介しました。

【眼科分科会　担当講師：野田 陽一郎】

スタッフ育成のために実施する7つのこと！

5～7月の最繁忙期に向けて、繁忙期対策をしながらスタッフ育成のために実施するべき7つの事項をお伝えしました。また、「組織力診断の活用方法」、「助成金の活用」といったポイントもお伝えしました。

【心療内科分科会　担当講師：田熊孝治】

医院の継続的成長のカギとなる
WEBマーケティング最新事例

心療内科は特性上、処置を必要としない診療を行うため、遠隔診療が一般化された際にWEBマーケティングが重要になります。医院のWEBマーケティングの現状を3ステップに分けて、次のステップで行うべき事項を具体的ご紹介しました。

第2講座
ゲスト講座
グレートカンパニーアワード受賞企業から学ぶ
～働く社員が誇りを感じる会社づくり～

株式会社玉寿司 代表取締役社長 中野里 陽平氏にご登壇いただきました。
業界の一般的な離職率が30％を超えるなかで、同社は離職率4％という極めて低い数値を維持しており、社員定着率が非常に安定しています。そのような高い数字を実現するために、4代目である中野里氏が事業継承後に大切にしてきた7つのことをご講演いただきました。

第３講座

第３講座は、各科目に分かれての「情報交換会」を行いました。活発な議論が交わされ、各科目とも非常に盛り上がりました。

■皮膚科分科会
最新のレーザー機器を取り入れたクリニックがあり、高単価美容医療の話題で盛り上がりました。スタッフマネジメントではIndeedを活用した新しい採用方法が注目され始めています。

■心療内科分科会
疾患別のホームページ活用術や、スタッフマネジメントにおけるミーティングの大切さと運用の仕方を中心に情報交換が行われました。

■耳鼻咽喉科分科会
舌下免疫療法の患者さんを増やす方法や、地域の診療報酬ランキングデータの取得方法、スタッフ採用手法などを中心に情報交換が行われました。

■眼科分科会
採用に関する情報や定着率アップに向けたマネジメント施策、活用できる助成金制度、各医院で新たに作成された医院紹介パンフレットや疾患別のパンフレットの作成で、闊達な意見交換が行われました。

■整形外科分科会
PTとの関係やスタッフの有休制度、運動器リハビリのスペースと設備投資などを中心に情報交換が行われました

クリニック経営研究会

クリニック経営研究会では、常に一歩先、二歩先の環境変化を見据えながら、あるべき医療のかたち・院長や理事長の理念の実現を私たちは目指して医療経営に必要なソリューションや情報を提供し続けます。
目指すべき方向性の提示にとどまらず、科目別に専任のコンサルタントが居りますので、現場に根ざした具体的かつ専門的な経営手法を、事例をベースに学んでいただくことができます。
また、全国から集まる先生方と情報交換をし、全国の医療現場で生まれた最新の経営ノウハウを体得していただくことができます。
そうして得た気づきや学びを、先生方のクリニックで実践していただき、また成功事例を生み、その輪を広げていく。
クリニック経営研究会はそのような良い循環を参加者全員で創っていく場です。
ぜひ、先生にもこの輪の中に入っていただき、私たちとともに、先生の理想のクリニックづくりを目指していただければ幸いです。