vol.96「クリニック開業直後の混雑緩和」
2016年5月2日配信
船井総合研究所の野田です。
今回は「開院直後の混雑緩和」についてお送りいたします。
どこの医院でも、開院直後には患者様がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
開院まで外でお待ちいただく医院もあれば、開院前に待合だけ開ける医院、
診察券入れだけ用意する医院、様々だと思います。
都心よりも地方にその傾向が顕著にみられます。
完全予約制やチケット発券により順番性をとっているところはあまり心配はありませんが
開院時の混雑をどう緩和し、診察までスムーズにするかは頭を悩ませている
医院はとても多いものです。
また、待合で待たずに一度外に出て買い物などを済ませる患者様の
対応も受付スタッフは苦労しています。
順番を抜かされたとかで最もクレームが置きやすいポイントでもあるからです。
そんな開院時から30分間の診察、(場合により検査)、
会計をスムーズにしていくためには、仕組みで解決する部分と個人の力量で
解決していく部分と2つにわけて考えていく必要がありそうです。
開院後その30分に受付の2名体制のルールづくりをしたり、今回の診察内容を見て、
次回の診察想定時間を考慮するなど、受付スタッフにもかなりの力量が求められます。
単純に人数枠が決まっているから、埋められる順番に受け付けていくだけだと
どうしても混雑は緩和されません。
まずは、その意識改革・仕組みづくりからですね。
ではまた。
無料ダウンロードコンテンツ
今回の担当コンサルタント
医療・介護経営支援部
野田 陽一郎(ノダ ヨウイチロウ)
2003年 株式会社船井総合研究所入社。眼科クリニックの専門コンサルタント。
眼科における保険診療効率化、自院の強みを活かした保険診療ホームページ製作支援、代診の先生紹介・患者様紹介の仕組みづくり、スタッフ採用・定着化支援、新規/分院開業・院内動線改善のお手伝い、診療圏拡大のための専門特化型WEBサイトの構築支援、自由診療活性化のためのWEBプロモーション・PR、院内販促、自由診療定着化のための接遇チェック、事業承継のご相談まで眼科経営について幅広く対応している。
毎月十数件の医院にお伺いし、常に現場の情報を把握しご提供することで、眼科医院を最適な方向に導くお手伝いをしている。
船井総合研究所にて十数年、経営の原理原則と時流に基づいたコンサルティングをベースに、活性化のご支援、競合調査、戦略立案のご提案、移転リニューアルプロジェクト等を手がけ、利益の残る経営のお手伝いをしている。
船井総研医療ニュース無料メールマガジン「めでぃまが!」
現場で活躍するコンサルタントによる業界で成功するポイントや課題解決に向けた新たな切り口をご提供! 船井総研の医療経営コンサルタントが無料でお届けする現場の最新情報・ノウハウがギュッとつまった 船井総研医療ニュース無料メールマガジン「めでぃまが!」。
これからの時代に生き残っていくため、患者様から支持される「地域一番医院」となるためのヒントや医療経営コンサルティングチームのご支援先の成功事例レポート、勉強会やセミナーのご案内などを盛りだくさんの内容でお届けしています。ぜひご登録ください。