vol.69「クリニック経営者が翌年に向けて準備してほしいこと」
2015年10月26日配信
(執筆者:田熊 孝治)
いつもめでぃまが!をご覧いただき、ありがとうございます。
早いもので今年ももう10月半ば。
もう少しすると世間は一気に年末ムードに入ります。
船井総合研究所は年末決算のため、
社内的にも来季に向けての話が、この時期からどんどん多くなっていきます。
年末に向けて忙しくなるこの時期の使い方こそ、
来年1年間を大きく左右します。
ここから年末までの2か月間で、院長先生にぜひ行っていただきたいのは、
1.3年後の医院の理想像のイメージを固める
→短期的な取り組みだけではなく、中長期的に見た際の理想とする医院像と、
そこにたどりつくまでにやらなくてはいけない取り組みの精査(理想と現実のギャップの把握)
をぜひ行ってください。
2.来年1年間、医院をさらによくするために、何を取り組むのか?
→上記の理想像を達成するために、来年何をするのか?を具体的に決めてください。
例えば・・・
・WEB上での認知度を上げるための疾患別サイトの作成
・患者さんへの説明レベルを上げるために治療カードを拡充する
・優秀なスタッフさんをさらに引き上げるための評価制度の作成
など、医院の現状に合わせて必要な取り組みは変わってきますので、
今先生の医院に必要なものは何なのか?という視点で考えてみてください。
3.上記の1.と2.をスタッフさんに方針として発表する
→クライアント医院様の中には、毎年年末又は年始に、
経営方針発表会という形で、医院の中長期的なビジョンや、
来年1年で取り組みたいことなどを、
スタッフさんにシェアされている医院様もあります。
先生お一人でできることには限界があります。
ぜひうまくスタッフさんの協力も得ながら、推進力を高めていただければと思います。
翌年に向けて、今の段階でしっかりと準備をするか否かが、
来年1年の医院の成長を大きく左右する。といっても過言ではありません。
お忙しい中だと思いますが、ぜひ来年に向けた準備を少しずつでもかまいませんので、
進めていっていただければと思います。
無料ダウンロードコンテンツ
船井総研医療ニュース無料メールマガジン「めでぃまが!」
現場で活躍するコンサルタントによる業界で成功するポイントや課題解決に向けた新たな切り口をご提供! 船井総研の医療経営コンサルタントが無料でお届けする現場の最新情報・ノウハウがギュッとつまった 船井総研医療ニュース無料メールマガジン「めでぃまが!」。
これからの時代に生き残っていくため、患者様から支持される「地域一番医院」となるためのヒントや医療経営コンサルティングチームのご支援先の成功事例レポート、勉強会やセミナーのご案内などを盛りだくさんの内容でお届けしています。ぜひご登録ください。