vol.158「病院経営をするうえで幹部育成をするために必要なこと」
2017年10月17日配信
こんにちは。
船井総合研究所の内田です。
惑星直列と言われる2018年の医療・介護報酬同時改定。
多くの医療法人が介護事業を運営している今、
医療・介護ともに、出てくる情報を注視していることと思います。
ただ、出てくる情報を待つだけでは、実際に情報が出てきたときに出遅れます。
今、皆様に確認してもらいたいことは、
「自院は、変化に耐えられるのか? そもそも、ちゃんと変化していける組織なのか?」
ということです。
病院・診療所を取り巻く環境は、刻一刻と変化を続けています。
2018年は変化のスピードが加速する一年になります。
そして、この激動の中では、当然変化が求められます。
病院・診療所が2025年に向けて舵を切ったとき、
スタッフがしっかりとついてきてくれますか?
今回、皆様に伝えたいことは2つ。
1つは、中間管理職にしっかり理念を浸透させましょう
もう1つは、中間管理職に経営数値を意識させましょう
ということです。
多くのクライアントを支援する中で、
まずこの理念の浸透が重要です。
「変化」に向けて舵を切ったとき、
一般スタッフはどこに向かっているのか見えなくなることがあります。
そんな時、中間管理職がトップの想いを代弁できなければ、
最悪の場合、一般スタッフは「やりがい」を見失い退職してしまうことがあります。
また、変化をする際には、それ相応のストレスがかかりますが、
中間管理職が経営数値を把握できていない場合、一般スタッフと一緒になって、大変だった時の記憶をもとに、「人が足りない」と訴えます。
この「瞬間最大風速」の記憶に対して、しっかりと理論的に話し合いをする土台が経営数値となります。
モデルとなる病院では、各部門責任者に経営数値を徹底的に意識させたことで、「人を増やしてほしい」との訴えが減り、生産性が向上しました。
人を増やすと自分たちの業務自体は楽になるものの、利益を生み出すことがかなり大変になるので、いずれ自分達の首を絞めることを理解し、人を増やさないで医療品質をあげるための取り組みを徹底的に行えるようになったという事例です。
いかかでしょうか。
2018年にスタートダッシュを決めるためにも、まずは自院の組織体制、特に中間管理職の現状をしっかり理解し、変化に耐えられる組織風土を醸成することをお勧めいたします。
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今回の担当コンサルタント
医療支援部
内田 亮太(ウチダ リョウタ)
専門科目 病院/整形外科
医療・介護保険分野特有の現場感と政策動向調査、商圏分析から地域特性に応じた病院経営をご提案し、明るい病院づくり、地域から信頼される病院づくりをご支援いたします。
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