号外「来年の経営計画は考えていますか?」
2017年1月16日配信
皆さん、こんにちは。
船井総合研究所の新谷です。
2017年になり中途で若手社員が入社されたり、4月より新入社員が入社されるクリニック・病院も数多くあるのではないでしょうか?
ところで、最近、若いスタッフや部下との会話や行動で、違和感を覚えることが増えてきていらっしゃいませんか?
つい「今の若い人たちは」と、口にしてしまう先生やベテランの職員も多いはずです。しかし、それは“当然”といっても過言ではありません。なぜなら先生やベテラン職員の方々とは違う特性を備えているからです。
その特性とは・・・
日本生産性本部では、毎年、新入社員に「型」を命名しているのはご存知でしょうか?
・昨年2016年4月入社の新入社員は「ドローン型」、
・一昨年2015年は「消せるボールペン型」と、
これまで世になかったヒット商品やサービスに準えられてきました。
2016年度新卒であるドローン型の特徴は「強い風(就職活動日程や経済状況などのめまぐるしい変化)にあおられたが、なんとか自律飛行を保ち、目標地点に着地(希望の内定を確保)できた者が多かった」とのことです。
また、「今後の普及や定着を考えると、さらなる技術革新(本人のスキルアップ)が必要」「使用者(上司や先輩)の操縦ミスや使用法の誤りによって、機体を傷つけてしまう、紛失(早期離職)の恐れもある」「多くのものは充電式なので、長時間の酷使には耐えられない。夜間飛行の禁止や目視できる範囲で操縦しなければならないルールもあるため、当然のことながらルールを守った運用や一定の技量(ワークライフバランスへの配慮や適性の見極め)も要求される」とも解説されています(マイナビニュースより)。
このような新入社員を戦力化するためには早期の教育が非常に重要になります。
具体的に早期の教育とは・・・
・これまでとの環境と立場の変化を理解してもらうこと
・学生時代の思考回路や行動パターンを社会人・組織人としてのものに変えられること
・自分の仕事と会社に誇りを持てること
・天職発想で覚悟を決めて仕事に取り組むこと
・結果、短時間でも高い生産性を生み出せる人材になること
といったことです。
そして、具体的にこれらは何をすることなのか? を深く考え、言葉にしてもらってください。これも新入社員の特性の一つで、情報や知識のインプットは上手なのですが、アウトプットは苦手です。
話の内容のメモはとれても、その使い方がわかっていないケースもあるので、情報や知識を使うシーンを想像してもらい、それらを使っている自分をイメージさせる必要があります。
上司や先輩のみなさんも、このアウトプットをクセづけるようにご指導いただきたいものです。
少し面倒かもしれないですが、持ってもらいたい意識や姿勢、やってほしい行動を当たり前にしていくために、最初は少し手間をかけてご指導いただけたらと思います。
なかなか、大変そうだな? とお思いの先生がた・・・
船井総合研究所では、これらの初期教育を2日間で実施させていただいております。意識と行動の変革。そして患者様対応の基本をはじめとしたビジネスマナー。毎年800名以上ご参加いただく新入社員研修です。
今年は「医療・介護コース」を新設いたしました。
医療・介護業界の将来と今、そして業界で働くための意識や姿勢。業界人必須の講座です。
2017年度新入社員研修 4月4日(火) 4月5日(水)10:00~17:00
お席が限られております。早めのお申込み、ご予約をおすすめいたします。
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それでは。
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