vol.115「クリニック経営における患者数現状維持の怖さ」

2016年8月19日配信

船井総合研究所の野田です。
今回は「現状維持の怖さ」についてお送りいたします。
 
開業から10年近く経つドクターとお話していると、
医院が軌道にのったのは良いが毎日の診療にお疲れで、
「これからは現状維持できれば良い」といったニュアンスの発言が
多くなる傾向にあります。
 
息子さんや娘さんが医学部に進まれていて、
そろそろ事業承継を考えていたりすると余計にそのような発言に繋がるようです。
 
この「現状維持」という言葉にはどんなニュアンスが含まれているかは
個人によって少し解釈が異なるようですが、
数字で言えば昨年対比100%相当だったり新しい機器を入れるか入れないか
考えたときに入れないという選択をすることです。
 
しかし、
「現状維持をしてきた」医院にお邪魔するとたいていは少し下降気味にあるようです。
少しだけ患者数が減っていたり、新患比率が10%を切っていたり、スタッフさんの
モチベーションが高くなかったりと様々です。
 
ですが、昨年より少し(10%程度)患者数が少ない状態を5年間続けると、
実は患者数はその5年間で当初の半分になります。
「現状維持」をしているはずがこういったことに気づかず、
外側から見ると少しづつ下降傾向になっている医院が多いのです。
 
こちら側の意図だけですぐに増やしたり減らしたりすることができないのが医療機関ですから、
実際には院長の意識として、少し伸ばしていくくらいでないと「現状維持」はできません。
 
これが現状維持の怖さです。
まして自院の問題だけではなく、近隣に別のドクターが開業されると、想定外に
下降気味になりますので、少し伸ばしているくらいが不測の事態にも耐えうる
現状維持の状態といえます。
 
現状維持のために機器の入れ替えを躊躇されていたり、スタッフ雇用を躊躇されている
先生は、少し伸ばすためにはそれでよいのか?を考えていただいて、やっと現状維持
の状態ということを認識していただければ幸いです。
 
 


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船井総合研究所にて十数年、経営の原理原則と時流に基づいたコンサルティングをベースに、
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