第10回:【家賃は採用、広告コスト!?】
2020年2月19日配信
先生、こんにちは。
株式会社船井総合研究所の田中晋也です。
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今回は、「家賃は採用、広告コスト!?」と題してお送りいたします。
現在、弊社へのご相談で最も多いのが「採用」です。
今、受付、看護師、その他コメディカルすべての職種の人材が採用難の時代です。
採用の基本は採用したい求職者のターゲットを設定し、そのターゲットが自院で働きたいと思う自院の長所・強み、オファーを適切な媒体で伝えることですが、このような採用マーケティングをしっかりやっているクリニックでさえ、採用が難しくなっています。
そのような中、昔から採用に絶大なパワーを発揮するのが、「新規オープンスタッフ募集!」です。
「新規オープンスタッフ募集!」のキャッチコピーは求職者にとって最大級のオファーです。
・変なお局様がいない。
・わずらわしい人間関係や派閥がない。
・新しくキレイなクリニックで働くことができる。
などは、求職者のスタッフにとって大きな魅力です。
そのため、新規オープンから半年ぐらいまでは広告さえ打てば比較的スタッフが集まりやすいので、今の時代、これから開業される先生は、このタイミングでいかに良い人材を採用できるかどうかで、
そして、さらに最近の採用の時流として、ギガトン、テラトン級のパワーを持つソリューションが「立地」です!!!
今、採用は立地の良いクリニックが圧倒的に人を集めます。
前回のコラムでお伝えしましたが、クリニックで働くスタッフたちは、「働きがい」よりもまずは「働きやすさ」を重視する方が多くいらっしゃいます。先生がミッションとかビジョンとかをいくら訴えても彼女たちの中でそういうものに興味がある人は悲しいかな少数派です。
▼前回コラム
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今の時代、採用難を解決するソリューションとして最もパワーを発揮するのが立地です。
都心部のキーワードは駅から徒歩3分(できればターミナル駅、快速・急行・特急が停車する駅、おしゃれなスポットの駅)。
郊外はそのエリアの時流の中心地。ロードサイドで時流ど真ん中の大型スーパーや店舗、レストランなどが集積したエリア。
こういうエリアを狙って開業するのです。
立地は一度開業するとそう簡単には変えられません。
開業してから採用に困りたくない先生はとにかく多少無理してでも良い立地を探して開業してください(ただし、無理のし過ぎは駄目です)。
必ず見返りはあります。
しかし、こういうことを申し上げると、
「良い立地に開業した方が良いのはわかるけど、家賃が高いでしょ!税理士から家賃は医業収入の6%が目安と言われているよ!そんなところに開業したらオーバーしてしまうよ!」
とおっしゃる先生がいらっしゃいます。
しかし、それはもはや昭和の考え方です。
令和の考え方は、
「家賃には採用、広告コストが含まれる!」
です。
確かに良い立地で開業するのは家賃が高くなりますが、そのかわり採用も集患も格段に楽になります。
後がとにかく楽になるのです。
このようにこれからは時流に合わせて、P/
それでは、また。
追伸
本メルマガは、もし、まわりにこれから開業を検討されているドクターがいらっしゃったら、是非勧めてあげてください。
必ずあのときに本メルマガを紹介してくれて助かった!と、感謝されると思います▼
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【執筆者】
株式会社船井総合研究所
シニア経営コンサルタント 田中 晋也
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