神田西口クリニック様

今回は、2019年に神田駅徒歩一分の絶好の立地で開業された「神田西口クリニック」院長の、板東先生にお話をうかがってまいりました。板東先生はご自身の過去の経験を踏まえて、メンズ専門（男性総合診療科）というコンセプトで診療に取り組まれています。なんとスタッフもドクターもすべて男性で構成されているのです！そのようなコンセプトに至った経緯や、現状のクリニックについても詳しくお話いただきました。

自費診療のみの診療体制には注目です！！

板東院長のヒストリー動画はこちら

院内1

院内2

☑院内は、落ち着いた雰囲気でリラックスできます

◆クリニックの簡単な沿革を教えてください

元々は、総合診療医でした。そこからその希少性や将来性を考えて泌尿器科や皮膚科を勉強しました。最初は医師一人体制で保険診療と自由診療を組み合わせて診療していました。コンビニのようなクリニックを目指してスタートしたのですが、保険診療のみで対応しようとすると、場合によっては検査項目が足りなかったり、逆に無駄な検査をしないといけなかったりして結果的に患者さんのためにならないことがありました。コンビニクリニックを作るためには、できることが多くないといけませんから、どうしても自費診療を取り入れる必要がありました。

しばらく診療を続けていると収益としては、自由診療の方が大きく占めるようになり、その時点で当院の方向性が見えつつありました。そして、副院長（鈴木鑑医師）と出会えたことで晴れて2022年の5月から、完全自費診療へ切り替えました。流石に開院して最初から自費診療一本にする決断はできませんでしたが、軌道に乗りそうなイメージが湧いてきたこのタイミングで切り替えました。

また、保険診療はどうしても人数をたくさん診ないと売上には繋がりません。保険診療のジレンマですね。人数を診ないといけないということは、一人当たりにかけられる時間も短くなり、こちら側も疲弊していきます。そうなるとサービス品質の悪化に繋がり、クレームが起きさらに疲弊し

そうなると、費用に対しての施術・治療効果が重要になってくるのですが、私自身、泌尿器科や皮膚科だけではなく、栄養学、筋肉の仕組み、男性ホルモン、男性美容の事など非常に多くのことを追加で専門的に勉強しました。その甲斐あって、支払っていただく費用以上の成果は提供出来ていると自負しております。コンプレックスを解消することができて、多くの患者様に喜んでいただいていて、非常に意義のある領域の治療だという実感があります。

◆男性総合診療医として面白い点や意識していることはありますか？

同じ男性の悩みを理解できて、寄り添って考えることができるのは面白いですし、この科目特有だなと思います。男性ってやっぱり自分のコンプレックスについて抱え込んでしまうところがありますが、それを打ち明けたり、相談できる場は絶対に必要だと思っていて、そんな場所にしていきたいですね。実際、患者さんとの距離感が近くなって、一緒に食事に行くような間柄になったりすることもあります。また、当院は、提供しているのはもちろん医療ですが、一般的な保険診療がマイナスからゼロにして「不安」を「安心」にするのに対して、ゼロからプラスへ持っていくことで男としての「自信」を取り戻してもらうという点を意識しています。治療が出来て「安心」出来た、というだけではなく、「安心」を昇華させて「自信」に繋がるお手伝いをしたいというのが私の想いです。

男性が自信を持てるようになれば、仕事に良い影響を与え、売り上げが伸び、それにより納税が増え、日本が元気を取り戻すと考えています。ひいては日本全体を元気にすることに繋がると考えています。私が今目指しているのは、言ってしまえば「日本全体を元気に自信に溢れさせる事」ということになります。これは、この科目でこの診療内容でこの診療体制なら実現できると確信しております

☑プライバシーに配慮された診察室！

◆クリニックのコンセプト・強みはズバリなんですか？

男の元気を取り戻す！です。当院に来ていただければ、男性のコンプレックスに関してなんでも対応できて、完結させることが当院のコンセプトです。男性のセンシティブな問題を気軽に相談できるという意味でのかかりつけ医になれればと思っております。

また、クリニックの場所と内装についても非常にこだわりました。やはり相談内容的にはひっそりと通いたいという気持ちがあります。私自身の体験からそれは間違いないので、隠れ家になるように視認性の悪いビルを選びました。そして、あえて1階ではなく2階を選びました。1階だとそのクリニックに明らかに用があると丸わかりですが、2階より上ならば、どこに用があるか分かりにくくなりますからね！些細なことかもしれませんが、これは患者さんからすれば大きな問題です。

私が過去に自分で経験したことだからこういった視点も持てているなと、振り返ってみるとそう思います。私の原体験が参考になっているのもうちの強みかもしれませんね！

上記の患者心理の繋がりで、もう一つコンセプトがあります。当院のスタッフが全て男性で構成されているという点です。やはり男性専門クリニックを謳う以上、スタッフは男性で構成すべきだと考えました。羞恥心が桁外れに違いますからね。

コンセプトクリニックである以上、とことん患者さんの心理に寄り添いきろうと思っていますので、今後もさらに対策できることがあれば積極的に行っていくつもりです！

☑他にも物件候補があった中、視認性を意図的に下げている物件を選ばれています

◆様々なメニューを取り揃えていらっしゃいますが、どの領域が一番需要がありますか？

2トップは性感染症と筋肉増強が半々くらいです。次に多いのが医療脱毛で、これは開院時から今後の需要を見込み設置しておりましたが、どんどん患者さんが増えています。他には男性更年期障害/メディカルダイエット/ハイドラフェイシャル/ED/AGAなども多いです。

自費診療のため、対応する患者さんの人数は少なくてよく、そのため1人の患者さんにじっくり時間をかけて対応することができるため、より詳細にニーズを引き出すことができています。

メニューがシーンや需要に別れているため、一人の患者さんが複数の施術・処置を希望されるケースも多くあります。いわゆるLTV（Life time value）の最大化が出来ているということになるのでしょう。男性が抱える悩みや、もっと良くしたい！異性からかっこいいと言われたい！という想いは、無限に湧き出てきますから、しっかりと受け止められるように努めていきます。

今後の先生の展望はどうお考えでしょうか？

冒頭でも申しあげたとおり、大きなビジョンで言えば「日本全体を元気にすること」です。こんな壮大なテーマに貢献できるとは最初は思っていませんでしたが、完全に自費診療のみに切り替え、そこに集まってくれるアッパー層の方々と触れ合っているうちに、上記のビジョンはより強固なものとなりました。彼らの自信や元気を取り戻せば、日本はかつての元気を取り戻すのではないかと考えております。

もちろん、目下頑張りたいことは細々ありますが、上記のビジョンに向けて邁進していきたいですね。そのために私は現在週一回しかクリニックにはおらず、他の時間は全て当院のプロモーション活動に注いでいます。私の目指す「男性の自信を取り戻す」ということが実現できるように、さらに認知活動を強化して、より多くの患者さんの助けになればと思っております。

板東先生ありがとうございました！

※今回取材を受けていただいた神田西口クリニック様について