糖尿病クリニックの分院展開はいつ始める?医師採用と成功のポイントを解説

  • 内科(生活習慣病)
公開日
更新日
執筆者和田 大樹
コラムテーマ経営戦略・ビジネスモデル
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船井総合研究所の和田でございます。

糖尿病クリニックの先生方から
「患者数は順調に増えているが、これ以上は自分一人では診られない……。」
というお話を最近伺うことが増えてきました。

実は、ここに今後の糖尿病クリニック経営を考えるうえで、非常に重要なポイントがあります。

開業後、順調に患者数が増えていくことは、もちろん喜ばしいことですが
ある一定のところまで患者数が増えてくると、
「院長先生一人の診療キャパシティ」という大きな壁にぶつかります。

1日の診察人数を50人から60人にする。60人を70人にする。
診療時間を今よりも更に延ばす。
休診日を減らす。

こうした方法でも患者数を更に増やすことは可能です。
しかし、院長先生一人が診療できる患者数には、当然ながら限界があります。

だからこそ、今後さらにクリニックを成長していくのであれば

「院長一人で何人診られるか」ではなく
「クリニック全体で何人の患者さんを診られるか」

という発想への転換が必要です。

糖尿病領域は、まだ患者さんを集めやすい!?

糖尿病領域は、他の診療科と比較するとクリニックの件数がまだ少なく
競合環境がそこまで激しくない地域も少なくありません。

さらに、糖尿病は継続的な治療・管理が必要な疾患です。
健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘された方、
すでに糖尿病治療を受けている方、
病院からクリニックへの通院切り替えを検討している方など
地域には糖尿病診療を必要としている患者さんが一定数存在します。

そのため、糖尿病専門クリニックとして、

  • 専門性をしっかり打ち出す
  • 地域での認知度を高める
  • ホームページなどの集患施策を行う
  • 病院や地域医療機関との連携を強化する

といった取り組みを進めることで、患者数を伸ばしていける余地はまだ十分にあります。

だからこそ、今後の糖尿病クリニック経営では、
「どうやって患者さんを増やすか?」だけを考えていてはいけません。
患者さんが増え続けていくと、新しい経営・組織の問題が発生していきます。

患者数は増やせても、院長先生の時間は増やせない!

患者数が増えていけば、当然ながら診療数も増えていきます。

1日40人だった患者数が50人になる。
50人が60人になる。
さらに70人、80人と高みを目指していく。

もちろん、診療効率を高めることで、ある程度までは対応できるようになるかと思いますが
医師1人が診ることのできる患者数には、必ず限界があります。

患者さんが集まるからといって、
院長先生の診療時間を延ばす。
休診日を減らす。
1時間あたりの診察人数を増やす。

これを続けていては、どこかでクリニックの成長が止まってしまいます。

だからこそ、患者数が増えてきた糖尿病クリニックほど、
早い段階から「医師増員」を考えるクリニックが増えてきています。

実際に、糖尿病クリニックの先生方から
医師複数人体制についてのご相談を受ける機会がここ最近増えています。

医師増員によって、院長先生の役割も変わる

医師の増員が進むことで、院長先生自身の働き方も変わってきます。

院長先生が朝から晩まで診療している状態では、

  • 採用
  • スタッフ教育
  • マネジメント
  • マーケティング
  • 地域連携
  • 新たな診療サービスの開発
  • 今後の事業計画  など

「経営者としての仕事」に十分な時間を使うことができません。

クリニックをさらに成長させるのであれば
「院長=最も患者さんを診る人」であり続ける必要はありません。

医師を増員し、診療を任せられる体制をつくること。
そして院長先生自身は
「患者さんを診る人」から
「より多くの患者さんを診られる組織をつくる人」へと役割を変えていく必要があります。

糖尿病業界で増えている「次なる成長戦略」

医師増員が進み

  • 院長先生以外の医師でも患者さんを診られる
  • クリニックとして診療の質を維持できる
  • 医師やスタッフをマネジメントできる

このような組織に成長することができてくると
さらに次の成長戦略が見えてきます。

その一つが、
「分院展開」です。

糖尿病クリニックの医師の増員について
そして、その後の戦略としての分院展開に関して
実は最近、弊社ではご相談が増えています。

  • 糖尿病の患者数が増えてきたので、2院目を検討したい
  • 勤務医を採用できたが、その先をどう考えればいいのか?
  • どのタイミングで分院を出したらいいのか?
  • 「分院長となる医師をどう確保すればいいのか?

上記のようなご相談をいただく機会が増えてきました。

糖尿病クリニック経営が、
「院長先生一人で患者さんを診る経営」から、
「医師を増やし、組織としてより多くの患者さんを診る経営」へ。

そしてさらに、「1院の成長」から「複数院での成長」へと
次のステージに進もうとしている先生が増えていると感じています。

今回の糖尿病セミナーでは「医師の採用」「分院戦略」についてもお話しします!

今回、弊社が開催する
「糖尿病内科のための専門特化経営法セミナー」では
今後の糖尿病クリニック経営において重要となるポイントについて詳しく解説いたします。

そして今回は
最近、先生方からご相談いただくことが増えている
「医師の採用」「糖尿病クリニックならではの分院展開戦略」
についても触れさせていただく予定でございます。

  • 医師を増員していきたい
  • 院長一人に依存しない診療体制をつくりたい
  • 患者数をさらに伸ばしたい
  • 3年後、5年後には分院展開も考えていきたい

という先生にも、ぜひお聞きいただきたい内容となっております。

糖尿病内科のための専門特化経営法セミナー

【開催日時】
9月4日(金) 19時~21時15分
9月5日(土) 13時~15時15分
9月6日(日) 10時~12時15分
9月12日(土) 13時~15時15分

>> 詳細・お申し込みはこちら

執筆者 : 和田 大樹

webマーケティング、人材採用・マネジメントと幅広くコンサルティングを行っている。webマーケティングでは、クリニックの強みを最大限に生かした集患対策を行い、医院の経営数値を改善してきた。 また、人材採用・マネジメントでは現在の時流に乗った採用方法を行い、数多くのクリニックの人材不足を救った。ただ人材採用をするだけでなく、その後の医院への定着も考えた、マネジメントコンサルティングには社内外からも定評がある。今後も経営者に寄り添い、1件でも多くのクリニック様に貢献していきたく思っている。