A.眼科にて白内障手術件数を伸ばすには、院内外の双方向からの集患戦略が不可欠です。院外では新患獲得のために、白内障特化型サイトの構築や、リスティング広告、MEO・SEOなどのWeb施策に積極的な注力が重要となります。院内では既存患者様へ専用冊子の配布や説明会を実施し、手術へ引き上げることが重要となります。
眼科クリニックで白内障のオペ件数を伸ばすための集患戦略とは?
眼科クリニックにおいて白内障の手術件数を安定的に伸ばしていくための集患戦略は、「院外への新患向けアプローチ(Web施策)」と「院内の既存患者様へのアプローチ(引き上げ施策)」の2軸で展開することが重要となります。
現在の外来患者数や月間手術件数によって注力すべきフェーズは異なりますが、まずは自院の現状を把握し、以下の戦略を段階的に実行していくことが短期滞在基本料1の改定含めての外部環境に負けないクリニックへの近道です 。
1.新患獲得を最大化する「院外マーケティング」
クリニックを成長させていくためには、自然減をカバーするための高い新患比率(10〜15%)の維持が必須です 。現代では都市部・地方問わず、新患の約40%がWeb経由で来院するため、Web対策への注力は避けて通れません 。
• 検索上位の占有(SEO・MEO・リスティング広告)
患者様が「地域名+白内障手術」で検索した際、自院が目立つ位置に表示されることが重要です 。特にリスティング広告(PPC広告)は、検索キーワードをもとに集めたい患者層をターゲットにでき、自院から半径〇〇kmといったエリア選定も自由に設定可能なため、短期間で効果が出やすい施策です 。
• 白内障専門特化型サイトの構築
医院の公式HPとは別に、白内障手術に特化した専門サイトを持つことが、手術や自由診療を伸ばしていくために有効です 。自院の強みやドクターの人となりを的確に伝え、来院へのハードルを下げます 。
• 交通広告の活用
エリアによっては、駅看板や電柱広告などのオフライン広告に出稿し、地域内での認知度を高めることも効果的です 。
2.既存患者様を手術へ導く「院内マーケティング」
すでに外来に通院している患者様に、「いかに自院での手術を選んでいただくか」に注力する施策です 。
• 白内障手術専用冊子の配布
手術の流れやよくある質問をまとめた専用冊子を作成し、外来患者様へお渡しすることで、手術に対する不安を払拭します 。
• 白内障手術説明会の実施
院内で定期的に説明会を実施し、疾患や手術内容について丁寧に解説することで、患者様の納得感を高め、手術への引き上げを図ります 。
3.集患と両輪で進めるべき「診療効率化」
集患施策が成功して患者数が増加しても、待ち時間が長くなってしまっては患者満足度の低下を招き、評判に悪影響を及ぼします 。理想は院内滞在時間を60分以内、長くても90分以内に抑えることです 。
そのためには、ドクターしかできない業務に集中するための「分業と権限委譲」が不可欠です 。
• クラークやマルチスタッフの導入
カルテ入力の大部分をクラークに任せたり、検査と事務の両方をこなせるマルチスタッフを育成したりすることで、生産性を劇的に向上させます 。
• 診察室稼働時間の最大化
診察室のすぐ前に中待合スペースを設けて患者さんの出入り時間を短縮するなど、診察室の空き時間を極力減らす工夫が求められます 。
まとめ
白内障手術件数を伸ばすためには、Webを中心とした「集患戦略」と、患者満足度を維持する「診療効率化」の両輪を回すことが重要です。「患者さんを集める→オペを増やす→地域の評判を良くする→生産性を上げる→患者さんのために投資を行う」という強力な好循環を実現し、地域トップクラスの眼科クリニックを目指しましょう 。
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