<緊急対応が必要です!~医薬品が国内からなくなる!?~>

2021年02月25日 (木)

科目:
内科
コラムテーマ:
業界動向

平素より、大変お世話になっております。
株式会社船井総合研究所の石原でございます!
いつも「めでぃまが」をお読みいただき誠にありがとうございます!

本日は全国で内視鏡検査を展開されている皆様に急ぎお伝えをさせていただきたいことがあります。

それは・・・
国内で医薬品の供給が不足しており、医療現場に深刻な影響を与えるリスクが発生しています!
ということです。

皆様のクリニックは大丈夫ですか?今回のメルマガではこのテーマにおける現状把握ができていることと傾向をお伝えさせていただきます。

医薬品が国内で不足?

医薬品が2021年に入り国内で不足していることは、下記のような経緯から明らかであると言われています

①コロナの影響により医薬品の生産・物流に支障が出始める
②コロナワクチンの大量輸入により、海外からの医薬品輸入枠に制限がかかる
③海外生産・輸入に依存している医薬品は国内で不足傾向がみられる

実際に、私のクライアント様も普段出入りされている卸さんから「実は〇〇の供給が不安定になっており、、、」といった話を受けているという報告をここ最近急速に共有いただいています。

皆様のクリニックでは大丈夫でしょうか?明日にでも普段出入りをされている卸業者さんにご確認のご連絡をされてみてください。
また、クリニックのエリアや卸業者さんによっては傾向が異なりますので一律に全国で同じことが言えるわけではありません。

具体的に不足している医薬品は?

もちろん、国内生産が強い医薬品も多くあり、不足課題に陥っている医薬品の種類が多いわけではありません。

その中で内視鏡クリニックに影響する医薬品で、国内で供給が不安視されている(実際に一部では供給困難の報告を受けている)のが

プロポフォール
キシロカインゼリー

です。いずれも内視鏡クリニックにおいては非常に重要な医薬品であり、クリニックの診療オペレーションに大きな影響を及ぼします。
※内視鏡クリニックにおけるプロポフォールの使用是非については本テーマでは一旦棚上げをしています

なぜ?不足しているかについて詳細を把握することは正直できていませんが、実際に不足の報告を受けているのは事実ですので、是非皆様にはここから対策を練っていただきたいと思います。

また、コロナワクチンの輸入が本格化してくるのはむしろここからなので
供給不足状況は更に悪化する可能性があります

コロナ禍におけるクリニック経営では常に最悪の状況を想定しながら対応を進めていきましょう

対策は?

まずは現状を知ることから最優先に対応する必要があります。もちろん船井総研よりも現地の卸業者さんの方が一次情報を十分に把握をされておりますので、
こちらから「医薬品供給に懸念はないか」を確認していく必要があります。

具体的に自院に該当する不足医薬品を把握することができた場合は次に具体的な対策です。

①院内での貯蔵量を増やす
②不足医薬品を必要としない代替オペレーションを構築する

シンプルですが上記2点が必要になります。現在②に関しては鋭意開発中であり、こちらに関しては船井総研としても進捗があり次第随時情報発信をしていきたいと思います。

皆様のクリニックでは①②どちらで対応を進めていきますか?看護師などとも相談をしながら慎重に進めていく必要があります。

最後に

コロナ禍におけるクリニック経営では常に”最新情報””最速”で入手をして”迅速に”対応策を進められるかが重要です。是非常にアンテナを張りながら張りながらこのコロナ禍を乗り越えていきましょう!

 

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この記事を書いたコンサルタント

石原 春潮

プロフィール詳細

内科クリニックの外来増患対策に幅広い施策を展開させることができる。Webを活用したマーケティングには特に定評があり、クリニックや地域の特性を活かした上で最大限の効果が発揮できる増患戦略を組み立てることが得意。
 専門治療においては内視鏡検査件数の増加を最も得意としており、定期受診獲得、既存患者誘導など、様々な角度から内視鏡検査を増やしていく。全国で内視鏡クリニックのコンサルティング成功事例も増えてきており、即時業績アップの実現に向けて日々コンサルティングの精度を上げている。

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