整形外科クリニックにおける作業療法士採用のメリット

2020年5月21日配信

こんにちは。

船井総合研究所の今勝彦と申します。
8年間作業療法士として、臨床で働き、今年の4月より船井総研に入社致しました。
これから、現場での経験を活かして情報発信していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。

本日のテーマは「整形外科クリニックにおける作業療法士採用のメリット」で、
お送りいたします。

 

整形外科クリニックにおいて、セラピストというと、一般的には理学療法士の方が多いイメージがあるかと思います。
そこで、作業療法士は理学療法士と比べて、どのような得意分野があり、整形外科クリニックでどのような活躍ができるのかをお伝えしたいと思います。

まず、ひとつ目は、作業療法士は肩をはじめとした上肢のリハビリが得意です。
理学療法士も上肢のリハビリは可能ですが、総合病院などでは、上肢・下肢で分担が決まっているため、キャリアによっては上肢のリハビリを不得手とする理学療法士もいます。
コロナ禍でも、五十肩や頸肩腕症候群といった上肢の症状は減っていないため、上肢のリハビリに強い作業療法士は非常に貴重です。

また、手指のリハビリ(ハンドセラピィ)に関しては、作業療法士が圧倒的に強い分野です。
日本作業療法士協会が定める専門作業療法士の中に「手外科」という分野があり、手のリハビリが得意な作業療法士が活躍をしている整形外科もあります。

細かく多くの複雑な動きが求められる「手」の機能は、日常生活の満足度向上において、非常に重要です。
「手」のリハビリが充実することで、より多くの患者様に対して、満足度の高い治療・リハビリを提供することができ、また他の整形外科クリニックとの大きな差別化に繋がります。

 

ふたつ目は、在宅での生活の動きや活動を想定したリハビリが得意です。

例えば、手を骨折した後に、炊事が難しくなってしまった主婦の方がいるとします。
その際、手の機能的な訓練もしますが、「包丁を握る際、手指のどのような動きが必要になるのか」、「しっかり包丁を握れるまでには、道具などでサポートして炊事を行った方がよいのか」、など実際の日常生活場面の“作業”を想定して、模擬練習やアドバイスを行うことが得意です。
こういった考え方は、在宅での生活を想定した「訪問リハビリ」において重要な視点です。

訪問リハビリでは、身体機能の維持・向上だけが目的ではなく、利用者さんが求める生活を目指して、心理的なアプローチや環境設定・動作方法などの提案を大切にしています。
作業療法士は名前の通り、「作業」=「人が生活する上での活動」を充実させるという視点でリハビリを提供していきます。
早期退院・在宅診療・リハビリの推進、また、コロナ禍における介護サービスの転換(通所→訪問)において、訪問リハビリの展開をお考えのクリニックでは、作業療法士の採用は検討する価値があります。

ただし、訪問リハビリの展開をお考えで、作業療法士を採用する場合、ひとり目の方は訪問リハビリを経験していることが望ましいです。
リハビリにおける考え方や書類業務の煩雑さが、医療保険のリハビリと大きく異なるため、円滑に立ち上げ・運営をしていくために、2~3年は訪問リハビリの経験のある作業療法士の採用をおすすめ致します。

それ以外に、作業療法士がリハビリチームにいることで、リハビリの方法・考え方の幅が広がり、患者様の生活に即した、満足度の高いリハビリを提供することが可能となりますし、療法士採用の幅がグンと広がり、採用コスト削減にも繋がる可能性もあります。

 

今回は、「整形外科クリニックにおける作業療法士採用のメリット」について、お伝えしました。

最後まで、読んでいただき、誠にありがとうございました。
また、次回をお楽しみに。

【追伸】
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