風通しの良い組織のポイント

2015年08月27日 (木)

コラムテーマ:
病院
■風通しの良い、働きやすい組織には、
院長の考えに共感し、同じ方向を向いてくれる主任が必要です。
そして、もう一つ。
その主任は「後輩や他のスタッフの悪口を言わない。押さえつけるような発言をしない」といった、“人間性の高さ”も必要です。
■主任が、気に入らない人や自分がコントロール出来ない人、言う通りにしない人の悪口や悪い噂、ネガティヴな評価しか言わない場合、組織がどんどん劣化していきます。
お恥ずかしい話し、船井総研も含めた、どの組織でも散見される話。
■こうなるのは、明確に理由は一つ。
トップが定期的に全体の方向性、組織のメンバーにどんな人間性を目指して欲しいか、を発信してないから。
■こういう組織は、
①本来組織のメンバーのロイヤリティーがトップにあるべきなのに、その一つ下の幹部に全部の判断についての相談が行くようになる。
②幹部の人間性が低く、人への一方的な評価、他人の個性の否定、悪評の流布、ひいては、トップがいかに自分を信頼しているかを部下に自己アピールする。
③組織全体が、否定する言葉、に満たされるようになる。
④新人が育たず、すぐに辞める。離職者が相次ぐ。
⑤トップ自身に、「間違った人を幹部にしている」という認識がなく、「なんか最近、雰囲気がおかしいんです」「メンバーが全然自分の目指して欲しいことをやってくれない」と悩んでいる。
■この状況を打破する方法は、
①幹部を変える。
  新しい幹部は、トップに共感する人、
  かつ、人間性の高い人。
②幹部にロイヤリティーがある状態がおかしいので、トップが参加する幹部会議で取り組み事項を決定するようにする。(変えた幹部は参加させない)
③決定事項をトップからメンバー全員に発表する。
④組織の方向性、目指す姿をトップ自身で、メンバー全員に話す機会を定期的に作る。
⑤元幹部が変わるならよし、組織のガンになりそうならレッドカード提示。
■風通しの良い、メンバー全員が生き生き働ける組織を作るには、幹部に誰を選ぶかを間違えてはならないです。
最近、確信したこと。
それは、人間性の低い人を幹部に据えた途端、
組織は崩壊に向かいます。
■そして、難しいことに、
「トップはそれに気づかないことが多い」。
なぜなら、
人間性の低い人は、
「上の人間に弱く、下の人間に強い」から。
上司からすると、
「なんでも素直に言うことを聞いてくれる優秀な人」に映る。
でも、下のメンバーからすると、
「上に弱く、下にキツイ。一緒にいるのが嫌」と映る。
こういう場合、トップにあまり実感がないことが多いのが特徴。
だから、「なんか最近おかしいなぁ」と思ってる。
■誰を信用するか、はやっぱり慎重に選ばないといけませんね。

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この記事を書いたコンサルタント

上藤 英資

プロフィール詳細

入社以来、診療所のコンサルティングに従事。現在は整形外科を専門にコンサルティングを行っている。整形外科の集患強化・スタッフマネジメント・採用教育支援を行う。近年は整形外科が取り組む介護事業(デイケア、デイサービス、訪問リハ、居宅介護支援事業所など)の立ち上げ、活性化支援も手がける。

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