いつもめでぃまが!をお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の今勝彦です。
リハビリの強化・活性化にあたり、
リハビリのキャンセルを減らすことは大切です。
一方で、キャンセルの定義が、
クリニックによって異なっていることが多く見受けられます。
今回はそのリハビリのキャンセルについての
考え方についてご紹介いたします。
目次
キャンセル数、キャンセル率とは?
運動器リハビリを運営していくうえで、
キャンセル数を少しでも減らしていくことは重要なポイントです。
キャンセル数は、
売上面はもちろんのこと、
リハビリのオペレーションや満足度、リハビリの質にも関連します。
キャンセル数を
「当日、予約枠から空き枠になった数」、
キャンセル率は
「当日のキャンセル数/当日開院時の予約単位数」と定義すると、
安定した運営をしていくために、
目標にしたい数値は、
【 キャンセル率 5%以下 】です。
数値管理をしていないと、
キャンセル率が10%~15%であることも少なくないですが、
運動器リハビリを活性化するためには、
数値管理をした上で、対策をすすめ、
キャンセル率を下げていくことが求められます・
一方で、そもそも、予約単位数が少ない場合は、
キャンセル率よりも、
まずは、予約を埋める必要があります。
※運動器リハビリを予約制で行っている前提です。
そのため、
キャンセル率を出しつつ、
予約率、稼働率、月の稼働単位をセットでみていきます!
予約率は
「予約単位/稼働可能単位数」、
稼働率は
「稼働単位/稼働可能単位数」です。
月の稼働単位については、
週4.5日勤務と週5日勤務でも大きく異なるため、
売上として、月にどれほどの単位が取れているかの確認が求められます。
リハビリの数値管理
上記以外にもリハビリで管理すべき数値は多くあります。
例えば、
処方数、卒業数、離脱数等です。
これらは各々関係していますので、
総合的に考えて、
現在の課題を抽出して、改善していくことが必要です。
そのためにも、
管理帳票を用いて、
スタッフが管理をしていくことが求められます。
もちろん、
各々の数字が何を意味しているのか、
数値管理をしていくことがなぜ医院運営に重要なのかを
スタッフが理解しておく必要があります。
具体的な数値や管理方法については、
セミナーでご紹介しますので、
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それでは、次回もお楽しみに!
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この記事を書いたコンサルタント

今 勝彦
札幌医科大学を卒業後、作業療法士として、急性期~回復期脳神経外科病で勤務。
現場での臨床や指導経験に加え、大学院での研究、学会発表等幅広い経験を持つ。
船井総研入社後は、臨床経験をもとにした業績向上、医療の質向上のために、運動器リハビリの立ち上げ、集患対策、マネジメントなど様々なコンサルティングを実施している。